信用のおけないプレス部門
20230426
水曜日
午後
天気娘の部署の手伝い中、機械の調子が悪いとわたしが訴えると、機械の掃除を始めた天気娘。
しかし、手に負えないと言って醤油おじさんを呼びに行った。
わたしは機械の調子が戻るまでの間、アナログタイプの古い機械で地道に進めていた。
呼ばれてきた醤油おじさんも「もう材料のカスがパンパンだよ」と掃除に手こずっていた。
醤油おじさんが「作業してる人にもさ、異変を感じたらすぐに言うように教えなきゃダメだよ」と天気娘を指導している。
いやいや、定期的に掃除しといてよ。せっかく手伝いに来たのに掃除してるの待ってなきゃいけないじゃん。
せっかく来たのに掃除で中断ってのがよくよくある。
わたし「どのくらいで詰まるんですか?大体」
天気娘「1、2週間かな?先週掃除したんだけどさ、材料が厚いのだとすぐ詰まるね。さっきやったの忘れてた」
なら週1で掃除した方がいい。
そうこうしていると、偶然通りがかった殿(社長)に見つかり、醤油おじさんが掃除をしているから「天気娘さんも覚えなきゃダメだよ!」と怒る。
しゅんとする天気娘。
殿がどこかへ行ったかと思ったら、印刷部門のチャリさんを連れて戻ってきた。
なんとチャリさんにこの機械の掃除の仕方を覚えろと言うのだ。全然関係ない。
天気娘とその部下のチャイナが覚えるべきだろうけど、殿がこうするということは、プレス部門に任せておくのは危険だと判断したから。
プレス部門の機械なのにプレス部門が信用出来ないって、どないよ。
突然連れてこられてよく分からない表情をしていたが、殿の話を真面目に聞いていたチャリさん。
醤油おじさんと天気娘は「可哀想」と同情していた。(別の意味で)可哀想なのはプレス関係者の方だ。