![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157272763/rectangle_large_type_2_db0837abe71f20bc5b3309ca7e20d186.png?width=1200)
小町の定年とベッキー達の不満
20230522
月曜日
朝
営業の小町の定年退職のセレモニーで全員食堂に集合。
殿(社長)の挨拶は小町さんとは30何年と2ヶ月の付き合いで〜と、出会いから話された。
長々と話し、やっと小町の挨拶に移る。
小町「特に考えてなかったんですけど、昭和33年、栄光の巨人軍……笑うところだから」
小町はアドリブで挨拶いける人。
小町「私は昭和33年に生まれまして、神保町で家が印刷屋やってたんですよ。初めて言いますけど」
殿「あ!そうなの!?それは初めて聞いた」
小町「私が11、2歳の時に親父が亡くなりまして、45歳です。それで廃業にして相模原に引っ越して来たんですけど、これから○○会社に入って印刷をしてて、嫌になってこの会社に来たって流れだったんですけど。
高校は中野のH高校という所で、今話題のナニーヌ事務所、あそこに在籍してたことが少しあって、やっぱりその頃から性加害の噂はあって、G(思いっきり名前言ってた)が海パン履いとけばナニーさんも脱がしにくいって教えてくれて、
まぁ、私が被害に遭うことはありませんでしたが、そういうのが嫌になって辞めて、
女優A(思いっきり名前言ってた)と一時期付き合ってた事あるんですよ(笑)
俺が3年で、向こうが1年」
小町の下世話な話で、営業仲間の蛇が一番笑っている。
この時点でのナニーヌ事務所の性加害問題は、被害者が告発して、TVでもやっと取り上げるようになって、ナニーさんの姪っ子?って人が「故人のやったことだから真相は分からないけど、傷ついた人がいるならごめんなさい」という様な謝罪動画をアップしたところ。
殿「小町さんの年代が一番多いんじゃないかなと思うね。
今で言うとニューキム君の歳くらいだよ。どうする?俺くらいの男にどう?って言われたら(笑) 困るだろ(笑)」
ニューキム「困りますね(苦笑)」
笑いを取ろうとしてんのか知らないけど明らかなセクシャルハラスメント。
空気読んで返答で笑いを取れよ?と強要したパワーハラスメント。
セクシャルパワーハラスメント発生。
ちなみに、挨拶はしたが、小町は嘱託としてまだいる。
17時過ぎ。
パートが上がり、加工室にベッキー達とわたしだけ。
N達がいないから"そういう話"を始めたベッキー達。
ヤレバ「なんか変な番号で注文来ちゃうみたいで、それでてんやわんやよって言われて」
ベッキー「Nさんずっと(業務室の席に)座ってたけど、何かうちらの方がバタバタしてんじゃん?給料これおかしくない?」
ヤレバ「あたしもさ、今日は手配みたいな感じになってて、でーあっち(業務室)行ったりしてたのね。でまぁほとんど加工には入れてないんだけど(笑)」※1
ベッキー「そうだよね」
ヤレバ「逆になっただけじゃん!と思って」
ベッキー「それだってさー、ボスさんの望みって言ってたけどぉ」
ヤレバ「確かにぃ、いなきゃいけないんだろうけどぉ……ほんと、座りっぱなしだなと思って(笑)……それが望みなのかなって(笑)
やりながらずっと、これが望みなの?って(笑) 業務室で手配やってた」
ベッキー「加工とかもさ、Nさんはもっと難しいやつやるのかと思ってた。あれは新人さん用にとっておいたやつで」
ヤレバ「あれは間に合わないかなーと思ってお願いしてたんだけど、でもあなたが入る必要ある?って」
ベッキー「ないと思う」
ヤレバ「やるならもっと面倒臭いやつやってよ!」※2
ベッキー「だってあたしとかヤレバさんとかがやるであろう、やらなきゃいけない、ヤレバさんの代わりを誰がするの?って」※3
ヤレバ「やらないから」
ベッキー「そういう話になると思う私は」
ヤレバ「まぁあたしが言いたいことも含め……」
ベッキー「Nさんはどう思っているの?っていう。会社側やボスさんの言ってる事はわかる。でもぉ、Nさんはどう思ってるんですか?って、それは聞かなきゃね」※4
ヤレバ「考え1つで変わっちゃうから。ボスさんの考え、あたし達の考え、擦り合わせてどうするか。同じ考えもあるけどちょっと違うのもあるしぃ」
ベッキー「簡単な量のある物をやれって話じゃないよね?」
ヤレバ「多分、パートさんとかはNさんは手間物が出来て当たり前でしょって」
ベッキー「それは確かにそうだから、やるべきだし!」
ヤレバ「そういう所からやってもらいたい」
ベッキー「周りも見てるから、ん?って思われるのをやってると、なんで?って言われて当たり前だと思うし、Nさんもその自覚は持ってた方が良い」
ヤレバ「確かにそう。ただ座ってるだけで、手配もやらねぇ両面の手配もやらねぇ」
ベッキー「残業だけします、でしょ?」
ヤレバ「(笑)」
ベッキー「残業時間長いし、それはおかしい。人に教えられるようにしないとさぁ。
『これ、出来ますか?』って言ってやればいいじゃん。全員休んじゃって、Nさんがそれやらなきゃいけなくなったらどうするの?」※5
そしてベッキー達は定時で上がって行った。
わたしは加工の人間でないので、今どういう状況なのかは分からない。
※1……Nは業務室にばかりいる。もっと加工&検査に入るべきだし、全体の動きも見るべき、と前々から言っている不満。
→ヤレバも手配を始めたら加工に入れないと発言している。
Nはそれに加えて営業、現場、お客さんとの打ち合わせ&対応などがあり、パートがやるとすぐに人間関係的な問題が発生してしまうラミネートの作業も毎日ある。
そういう状況だから、ベッキー達でフォローしてと何度か言ってみたが、それはNがやるべきだと手厳しい。
※2……時間のかかる面倒くさい加工をNさんは進んでやってよ!の不満。
→おそらく、ベッキー達の手間と考えるものと、Nの手間だと考えるものが違うんだと思われる。
ベッキー達は立場で作業量を考えているため、細々した下処理は下の人に任せて、ベテラン&社員がメインの加工をするべき。
Nは下処理を自分がして、ベッキー達やパートにメインの加工をさせたいのだと思う。多分ね。
※3……ヤレバの代わりを誰がするの?問題。
→ヤレバは休んだり早上がりだったり頻繁にあるが、何も起きてないから大丈夫。どうにかなってる。
しかし今の状態でNが休んだらそうは言ってられない。ぞ?
※4……会社側の意図は分かる。でも上司のNの気持ちも聞かないとね。
→不可能じゃないなら経営者の指示でとりあえず動いてくれ。
Nが反対してくれるのを期待している。
※5……Nはもっと人に教えないといけない。全員休んだ時にどうする気なのかという不満。
→教えようとすると「なぜ私達が!」って大ゴネするの止めたらいい。
人のことより自分のこと。
わたしは自分のことしか考えてないので、偉そうに言ってる場合じゃないけど。