ドイツ人の彼との話 その3
前回からの続き
初めて出かけた8月。日比谷公園の芝生に座って、ハリボーやらクーリッシュやらを食べながら私たちはお互いのことをいろいろ話したのでした。
15時ごろから芝生で話して予定では夕方には帰ろうとなっていたのですが、もしよかったら夕ご飯も食べない?と彼が言ってくれたのでした。
嬉しくなった私は、頭の中でこの人と一緒に住んだら、一緒に暮らしたら自分らしくいられるんだろうな、とか、でもこの人ビザでいつまで日本にいられるんだっけ?等々、高速で将来のことを考え始めたのでした(まだそこまで考えるのは早いよ、と自分でも思いましたが)。
急展開の夜の丸の内散歩へ
夕方になって日も暮れてきたので、私たちは日比谷公園を後にして丸の内の石畳の道に向かいました。
ここは私が好きな場所で、彼氏と一緒に来られたらいいだろうなぁと思っていた場所。
いろんな男性に会って、でもなかなかお互いに合う人がいなくて、そんなことを繰り返していた私は、急にいいなと思っている人とここにいることが不思議で、嬉しくもありました。
ガレットのお店で夕ご飯を食べて、お店を出たときにはもう午後9時を過ぎていました。
この人が探していた人なのか?
そのころにはお互いにいいかんじで、「そういうところ、いいなと思うよ。」と彼から言ってもらったり私も素敵だなと思っている部分を伝えたりしていたのでした。
私たち、付き合うことになるのかしら?
でも、彼のビザのこととか仕事のこと、詳しく聞いてないしいつまで日本に滞在するんだろう(1年はいると言ってたけどその先ははたして?)など若干の不安も感じていたのでした。
その日はまた会う約束をして、連絡を取り合う頻度はどれくらいがいい?など聞かれて、それにこたえたりもして恋人っぽいかんじで帰ってきたのでした。