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ギター基礎練習クロマチックスケール編①ローポジションでのクロマチックスケール(初級者〜中級者向け)

今回はギターの基礎練習として、ローポジションでのクロマチックスケールの運指練習をご紹介します。
対象は初級者〜中級者としております。

こちらの内容となります。

譜面にはBPM100と記載しましたが、任意のBPMで練習していただいて大丈夫です。


演奏するとこんな感じです。後半は半分のテンポで弾きました。


左手の指使いについては、以下の指使いで押弦するようにしましょう。

1フレットを押弦するときは、人差し指
2フレットを押弦するときは、中指
3フレットを押弦するときは、薬指
4フレットを押弦するときは、小指

ピッキングパターンは自由ですが、初心者の方はダウンピッキングがオススメです。中級者以上の方はオルタネイトピッキングがオススメです。
(上級者の方は、譜割をアレンジしてみたり、レガートにしてみたり、開放弦の音と押弦した音の音質を揃えてみたり、いろいろ可能性を広げながら試したり遊んだりしてみてください。)

今回のような、クロマチック運指と開放弦が混ざったフレーズは、綺麗に演奏するのが意外と難しいのではないかと思います。

この練習をすることで、開放弦〜5フレット間の、半音の並びの感覚を養いつつ、運指練習をすることが出来ます。



譜面のクロマチックスケールを指板図で表現すると、このような形になります。


今回ご紹介した運指練習は、少し地味なエクササイズではありますが、少なくとも1回は このエクササイズを弾き込む経験をしておくことで、ローポジションの指板上の音の並びへの理解度は上がると確信しています。

僕自身もこの練習を通して、即興演奏の際に、ローポジションへの理解度が上がる実感を持てました。




・応用例(中級者向け)


たとえばこちらの、ローポジションの オープンコードやダイアトニックスケールで作られたシンプルなフレーズに

ローポジションの オープンコードやダイアトニックスケールで作られたシンプルなフレーズ


以下の譜例のようなクロマチックアプローチを加えることも出来ます。

ローポジションのフレーズにクロマチックアプローチを加えた例



ご興味のある方はぜひ、日々の基礎練習やウォームアップに、ローポジションのクロマチックスケール練習を取り入れたり、応用例のようなアレンジを色々試したり実験して遊んでみてください。




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