五木村にいってきた
こんにちは!『五木マガジン』を読んでいただきありがとうございます。五木マガジンの更新のお手伝いをさせていただいている川田です。
私は埼玉の大学に通う大学生2年生なのですが、ご縁があり今年の夏一週間ほど五木村にお邪魔していました。この記事では、私が村に滞在していた一週間で特に印象的だったことをエッセイ風にお届けします。
ビックリきゅうり
五木村では、いくつかの不思議な食べ物に出会いました。一つ目は巨大なきゅうりです。初めてお会いしたおじちゃんにいただいたのですが、見てみてびっくり。ズッキーニかと思いました(笑)切ってみると中身はちゃんとしたきゅうりで、真ん中の種は小指の爪ほどの大きさがありました。種の部分をくり抜いて切り、塩もみすると美味しいお漬物ができました。
巨大なきゅうり以外にも「クネブ」と呼ばれる果物や、「ニシメ」という料理も五木村で初めて聞く言葉でした。
クネブ(くねぶ)は幻の柑橘とも言われ、九州沖縄のごく一部の地域でしか栽培されていない希少な柑橘類なんだそうです。正式名は「九年母(クネンボ)」で、この名前の由来も気になりますね。くねぶのマーマレードをいただいたのですが、程よい甘さと柑橘の香りが立っていてとても美味しかったです。
ニシメ(煮しめ飯)は、見たままを言葉にすると「白飯の上に味の染みたお豆腐が乗っている」ものです。これは、とにかく、幸せを感じる味なのです。たまに思い出して食べたくなりますが、どうしても自分では再現できないもので…また五木村に行っていただきたい一品です。
美男美女の秘境…⁉︎
五木村、会う人会う人美女!イケメン!!
これ本当なんです。しかも優しい人が多い。五木村で会ったみなさん笑顔が素敵で、表情が柔らかくて、とても癒されました。また会いに行きたいな。
人の魅力は土地の魅力 ですね。
ひとのまち五木
「田舎は人があたたかい」とか「おだやか」って、よく聞きませんか?たしかに、比較的田舎の地域でそう感じることは多いかもしれませんが、人が少ないところや奥地は閉鎖的な一面もよく見られます。会ったことがない人に対して警戒心が強かったり、田舎ならではのプライドの高さがあったり。せっかくの移住者がなかなか溶け込めず、すぐに出ていってしまう事例も少なくないようです。
ですが、五木村は違いました。お会いした方みなさん、心から歓迎してくれていることが伝わってきて安心しました。ひとを受け入れる柔軟性を持っていて、とても素敵だと感じました。
村のみなさんのぽかぽかした笑顔が今も頭から離れないのです。
また近いうちにお邪魔します!