それゆけ!軽トラヒーロー
こんにちは!橋本貴也です。
田舎に行けば行くほど、よくみる車といえは軽トラですね。
五木村でも畑の帰りかな?と思うような老夫婦が運転している軽トラが走っています。
「老夫婦が乗る」というイメージがある軽トラですが、
実は五木村の若者たちにも大人気でだいたいの若者が持っています。
林業や農業などのお仕事関係で乗る方はもちろんですが、普段仕事で使わない人も「セカンドカー」として持っていて
理由は地域の行事に“欠かせない”からなんです。
そして私は軽トラに乗っている若者を「軽トラヒーロー」と呼んでいます(心の中で)
なぜそのように呼んでいるのか、そんなこと書いていきたいと思います。
田舎の行事
田舎といえばやはり地域の行事が多いというイメージがありますが
五木村も漏れることなく多いです。
村の祭りに廃品回収、除草作業などなど数えきれないほどたくさんあり、そのすべて軽トラが必要です。
祭りで使うテントや備品を運んだり、
廃品回収では各集落を回り缶や瓶を集め、
除草作業では数台の軽トラを用意し大量の草を集めたりと、軽トラはまさに必需品。
行事毎に軽トラでの参加を促し、みんなで軽トラで行事に臨みます。このように五木村の行事は軽トラの活躍があり、行えているといっても過言ではありません。
若者の軽トラ
軽トラの色といえば白でしょうか。
いえいえ、、、
若者が乗る軽トラはある人はオレンジ色、
ある人は紫色、メタリックな青、シックな黒、などなど十人十色。
五木村の若者の中で軽トラはファッションの一部で
一風変わった文化を作っていて、珍しい色のカッコイイ軽トラで
地域の行事に参加することがちょっとしたステータスになっていたりしています。
乗っている人もちょっと顔が怖い人が多いですが、頼み事をすると
「よかばい!」と快く受けてくれる優しい人ばかり。
まさに運転手も軽トラもイケメン(笑)
軽トラヒーロー
カッコイイ軽トラで地域の行事に参加することで
「あの青色の軽トラは宮原くんばい」と
顔も名前もついでに軽トラも覚えてもらえて、
声をかけてもらえて、
飲み会に誘ってもらえて、
地域の人に可愛がってもらえます。
文化が消えていく世の中で「軽トラ」が会話の種になり
年配の方と若者のつながりを作り、行事が行われていく
そんな五木村ならでは?の一風変わった文化が誇らしく思うと共に、
地域の行事を通じて地域貢献に頑張る若者を心のなかでこう呼んでいます。
「軽トラヒーロー」と。