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家事で辞めてよかったこと 3つ

ずっと当たり前だと思って疑わなかった大小さまざまな家事。
見直そうと思ったきっかけは数年前にミニマリストに憧れて
物を減らしてから、物以外にも目を向けられる余裕が出てきました。
時間に追われる暮らしを少しでも楽にしたくて、当たり前を疑ってみたら
実はわたしのただの拘りだったと気付いたのです。
やめた家事はたくさんありますが、今回は特によかったものを3つ綴りたいと思います。
わたしと同じように毎日時間に追われている方が、少しでも楽になれるきっかけになれば幸いです。


料理編 家族の朝食づくり

母親なんだから家族全員の朝食を作るのは当然だ!と思っていました。
わたしも夫も子どもたちも。
子どもの頃に家のことをすべてやる母の姿を見ていたからでしょうか。

やめるきっかけになったのは2020年3月、コロナで休校になった時です。
朝食を作って食べ、3時間後には昼食の支度を始めなければならない。
ただでさえ好き嫌いが激しい子どもたち。
給食がないので、なんとか栄養が偏らないようにと必死の毎日。
栄養バランスを考えて作っても、嫌な顔をされたり残されたり…
一生懸命作っても、作ったこちらが悪いような、責められているような気持ちになる。それを来る日も来る日も続け、好きだった料理も嫌になるほど辛くなりました。

当時小学生と幼稚園児だった子どもたち。時間はたっぷりあるので自分で用意してほしいことを提案したら、すんなり受け入れてくれました。
子どもの柔軟性は素晴らしい!それ以来、朝食は自分で用意するのが当たり前に変わった我が家。
ただ、当時は専業主婦だったわたしは出社する夫へ後ろめたさを感じてしまい、夫の朝食は用意していました。今思えば、後ろめたさなんて感じる必要なんてないのに!と思いますが。
それからパートを始め、2年後に転職して出勤時間が早くなったのを機に夫にも自分で用意してもらうことにしました。

私自身は朝食を食べないで過ごしていた時期もありますが、今は火を使わないで用意できる軽い朝食をとっています。
今現在は子どもたちが起きるころに出社してしまうので、セルフ朝食にして本当によかったと思います。

掃除編 たくさん道具をつかうこと

今の家に引っ越してきた11年前、奮発してお掃除ロボットを購入しました。
最初はよかったものの、次第にセンサーの反応が悪くなり定位置に戻らないことがしばしば。結局その都度掃除機をかけることに。お手入れをするのも面倒で結局使わなくなり、処分しました。

丁寧な暮らしにあこがれて、箒とはりみといわれる紙でできた塵取りを使って掃除をしていたこともあります。佇まいが素敵で掃除機のように音は出ないし、細かいごみもよく取れるの気に入ってわりと長く使っていました。しかし働くようになり、余裕のない毎日。段々と辛くなり、こちらも手放しました。
今はスティック掃除機のみ。コードレス、紙パックレスでとっても快適。
物が減り部屋はすっきり、どれを使うか悩むこともなくなりました。

洗濯編 洗濯物をたたむこと

タオルのかごは洗濯機の上が定位置

角と角を揃えてピシッと畳むのは好きなんです。
整っていると気持ち良い。引き出しを開けてうっとり~と、思っているのはわたしだけでした…家族は整っていようと、いまいとどうでもいいのでした。そのことに気付いてから畳むのをやめました。

タオルは大きめのかごにどさっと入れるだけ。ふわっと感が多少なりとも保たれて、ぐちゃぐちゃなのが気にならないくらい大きめのというのがポイント。

家族のパジャマや下着もそれぞれの引き出しに放り込むだけ。
自分のものは気になるので負担にならない程度に軽く畳んでます。

洋服は乾燥機にかけられないものはハンガーへかけて、乾いたらそのままクローゼットへ。それ以外のものは乾燥機が終わったら一時置きのかごへイン。あとは各自片付けてもらうスタイル。乾燥機は5人分の洗濯物干しが重荷過ぎて、昨年購入しました。そのためにパートをしていたようなもの。大きな買い物だったけど、お金では買えない時間を手に入れられたので買ってよかったと心底思っています。

持ち手付きの市場かごは便利

まとめ

小さなやめた家事はたくさんあります。
お風呂のふたを使うこと。台布巾の煮沸。
シャンプー・コンディショナーの詰め替え。
水筒の手洗い。芯ありトイレットペーパーを使うこと。
用途別に洗剤や石けんをたくさん持つこと。
などなど。他にもあるかもしれません。
いずれも管理がついて回るので、そこから解放されて負担が減ります。
当たり前だと思ってやっている毎日ことを、別の角度から見ることで暮らしが変化することは大いにあります。そういう少しずつの積み重ねで、日々の家事は楽になるのだと実感しています。


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