2024年10月に見つけた面白い食品
月末恒例の記事ですが、ついに半年になりました。
なんやかんや続けることに価値がある……。
ということで、10月に見かけた商品です。
例によって、これは私が今月中に見つけた商品であって、今月発売された商品ということではありません。単純に初めて見かけた・認識したものを紹介していくコーナーということでご了承ください。
念のためですが、一応全部実食済みです。写真は自分で撮影したもの。 過去分は↓からどうぞ。
それにしても今月は豊作でした。レッツゴー!
1.町中華幻の味 肉野菜炒めの素(エスビー食品)
ずっとシーズニングで出てた「町中華」シリーズ。スーパーでよくカレンダー(※)になっていた町中華シリーズが、装いも新たに合わせ調味料商品として誕生していました。
(※注:ポスターに小容量の商品がノリでぺたぺた貼っているやつを「カレンダー」と言います)
シーズニングと合わせ調味料は近いけど別カテゴリーなんですが、それでも同じ町中華ブランドを使ってくるということは、エスビー的には売れてるしブランド知名度も出てきたいう考えなんでしょう。
これまでの町中華シリーズがトマトやもやしをメインにした「副菜もう一品系」だったのに対し、こちらは「肉野菜炒め」とか「ニラ玉」など「主菜」をターゲットにした商品。
正直このカテゴリーになると、味の素「Cook Do」やキッコーマン「うちのごはん」、永谷園「そうざいの素/レンジのススメ」など、強敵の多いマジ激戦区での戦いになるので、よくぞ出てきたなという感じ。
パッケージは赤配色でかなり目立つし、それぞれ有名な町中華の監修も受けてるので、かなり本気感は感じます。
ただ味は普通に美味しかったのですが、何というか普通ではあり、エスビーらしさはそんなに感じませんでした。エスビーらしさが何かもあまり分からんが。
もうちょっと味の展開はしてくると思うので、スーパーの棚をどれだけ取れるかでしょうね。今のところはまだそれなりに見かけます。
2.タリーズ はちみつアップル&ルイボス(伊藤園)
伊藤園からタリーズ商品が出る理由、それはタリーズが伊藤園傘下だから…!
これが言いたいがために取り上げた感もありますが、はちみつでアップルでルイボスです。お茶飲料でタリーズの名前必要??って感じもしますが、それはさておき。
お茶界において、ルイボスティーは完全に一角を占めた感があります。
かつてはダイエット目的で名を馳せていたルイボスティー(少なくとも、一風堂がルイボスティー出して話題になってた頃の世間の認知はそうだったはず)も、今ではすっかり嗜好品として「味が好き」という理由でチョイスされるようになりました。
機能性で認知→味で選ばれるって一番強いルートだなと思いますね、正直。大きすぎるブームにならなかったのも良かった。
実際どこのコンビニもPBで存在してるし、ファミマではマスカットだったりピーチだったりのフレーバーティー化をしている。
他のフレーバーと合わせやすいのもルイボスティーの良いところでしょう。紅茶が少し割を食ってる気がしますね。
ただこの商品に関して言うとちょっと甘すぎるワァ……って感じでした。はちみつがめっちゃ強い。アップル感少々。後味ほんのりルイボスな感じ。はちみつ好きな人にだけオススメできる……。
3.世界のカップヌードル クリーミーグリーンカレー(日清食品)
「あれ、昔出してなかったっけ?」と思ったらやっぱり出してはいましたグリーンカレー。まぁ、トムヤムクン流行った時に出さないわけがないよね。
しかし今回のこれは新商品です。クリーミーグリーンカレー。クリーミーなのがポイントです。
推測ですが、グリーンカレーってやっぱ辛すぎるんですよね。僕は好きですけど、あの辛さがキツイって人は多いと思います。あんま覚えてないけど、前のは辛すぎたんじゃないかな。
で、最近ラクサが良かったみたいですが、アレこそ「トムヤムクンが辛すぎて食べられない」人向けの商品なんですよね。
それを改めてグリーンカレーで仕立て直すとこうなったんじゃないかなーと。
実際辛味はかなり弱まっていて食べやすくなってる。でも味はかなり本格派。日清はホント現地の味を出しつつ、ジャパナイズするのが上手いよね……と思います。大変美味しかった。何となくこれも定番になりそうですね。
4.丸大豆せんべい 旨口醤油味(三幸製菓)
死ぬほど見た気がするのにこれ新商品なんだよな。あまりに見覚えのあるフォルム。多分リニューアル。
でも、今月一番どハマりしました。めちゃくちゃウマイ。なにこの煎餅。
いやもう色々食品も健康機能とか生理活性とか難しくなってきたけど、美味しいだけでマジで大正義よな。
丸大豆せんべいってまぁ味の想像つくじゃないですか。ただその想像を超えてきたというか。表面に濃いめに塗ってある甘辛醤油がマジで最高です。噛む前に美味いもん。
これは誇張抜きで、この商品買ってから毎日1枚は食べてる。マジでダイエット殺し。恨めしい。ウマイ。
枝豆味も出てますが、そっちはもう少し枝豆強くても良かったかなと。ただこっちは本当に好き。もう2袋買った。みんな食え。終売にしてはいけない商品よこれ。
5.ZUBAAAN! 博多豚骨ラーメン(東洋水産)
Aは3つ。「!」は1つ。ずばーん!
どうでもいいけど、カプメンとかばっかり取り上げてるので「コイツ食生活終わってるんじゃ…?」と思われてそう。
しかしこのZUBAAAN! 博多豚骨ラーメン味は違うのだ。なぜなら、具材を入れた焼ラーメンとしての二刀流運用が出来るから…!
このシリーズの魚介豚骨味も二刀流を謳っていて、そっちはつけ麺として食べられるよってやつなんですよね。ぶっちゃけつけ麺の方が好きだった。
そしてこちらは焼ラーメンが出来るよと。
いやー、マジで賢いなと思いましたね。
袋麺って3食パックになってるものが多いですけど、3食同じ食べ方は結構飽きを招くじゃないですか。そんな時にこういうアレンジを書いてくれると、やってみようかなという気になる。
「え、別に他の袋麺でも出来んじゃないの?」というご意見はあるかもしれない。はい、出来ると思いますよ。そういう料理研究家さんの動画とかたくさんあると思う。
でも大事なのはそれをパッケージに書いて提示してあげることでな。世の中の大半の人が袋ラーメンアレンジしようなんて思わないんだわ。みんな食べ方って提示されたようにしか食べないのよ、ほんとに。
むしろメーカーの方がそういう人達の動画を研究してるまであるかな。そこから新商品のアイデアとか持ってきたりもするしね。
そんなわけで、日持ちもするし焼きそばみたいな運用も出来るってことで、1袋置いておいてもいいかなって感じの商品ですね。良き良き。
6.100%カジューハイ(富永貿易)
富永貿易は良い商品作るよなぁ…、と嘆息します。素滴しぼりもめっちゃ美味かったけど、これも良かった。
ポイントは何といっても果汁100%。フルーツ感がすごい。ほぼジュースではという感じ。アルコール3%しかないしね。
あまり酒類には詳しくないのですが、最近低アルコールは低アルコールで一定の需要ありますよね。ほろよいとか。
そういう層がちょうど我が家にいるのですが、どうも聞くと「お酒に弱いからちょっとで酔える、でもアルコールきついのは味も好きじゃないしへべれけになるから美味しくてアルコール感ないものが欲しい」と。
まさにコレじゃん。
味はミックスジュースみたいなもんです。僕はお酒に弱くはないのでお酒としては物足りないですが、とても果実感があって美味しい。
ちょっと割高ですが、良いんじゃないでしょうかこれ。
全然話変わるけど、最近「ごぼうび」ってつく商品やプロモーション多いですよね。
みんな褒められたいのかな…。
7.井之頭五郎の魚介とんこつしゃぶしゃぶ鍋スープ(ダイショー)
孤独のグルメ、実は見たことないんですが店頭で見かけて買ってしまいました。
いやぁ、ビジュアル強すぎでしょ。これ。
そしてこの商品、この量で濃縮タイプなんですよね。2倍濃縮。ストレートじゃないの?と思いましたが、まぁしゃぶしゃぶ鍋だから湯量が必要なのか…??
しかしなぁこれ、美味かったんよ……。
え、こんなコラボ系で美味しいことあるのってちょっと思った。2倍希釈してもまだ濃いめ。でもしゃぶしゃぶだから、それくらいがいいよなぁ。
なんかしゃぶしゃぶにしては粘度高い系のスープでしたが、それもまた肉に絡みついてヨシであった。豚肉で食べるべし。とても良かった。今シーズンもう一回買う。
それではまた来月!
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