運命のいたずら。
BJの衣装に関して、西洋服装史を掘り下げていました。
中世ヨーロッパ的な、そっち方面のファッション史。
先日伺わせて頂いた、「京成バラ園」でも、薔薇は勿論お美しいんだけど、本気のコスプレイヤーと言うか、、、コレクションレベルの衣装の方が沢山いて、脳内がファッショントリップしてワクワクしていました。
わたし、ファッション留学を夢見て、一人でフランスに行ったことがあります。
2週間ほどの留学下調べツアーで、学費以上の生活費などの現実を知り、留学費用として貯めたお金を使い切ってかえって来ちゃうんだけど(笑)。
クリスマスシーズンのギャラリーラファイエットやシャンゼリゼ通り、ルーブル美術館、とパン屋さんめぐり、あれもこれも最高に楽しんで帰国しました。
こーゆうのって、何が一番良かった?って、大抵、聞かれるじゃない?
今でも覚えているの。
最終日、13日目夜。
シャンゼリゼ通りの回転寿司屋さんで飲んだ、
あったかい日本のお茶!!!!
私、日本大好きじゃん。THE日本人じゃん。って、自覚するんだよね。
それから、日本に対しての想いや、モノの見え方が変わって来たんですよね。
そんな私は、文化服装学院の図書館へ通い
シッチャカメッチャカな世界観のガリアーノの作品を追いかけていました。
2002年あたりからの、ディオールや、2007年に発表されるガリアーノ自身のブランドまで。新宿伊勢丹にも、良く通っていました。
そんな服や衣装を通して想いを伝えている芸術的なすばらしい作品。
そのガリアーノの歴史が、ドキュメント映画となり今年の秋に公開ですって!!!
私って単純だから、予告編を見ただけで涙が止まらなくなってしまいました。ステージ衣装について、考えをまとめなきゃいけない、切羽詰まった時期に、こうした情報と出会ってしまう私って。。。。。
運命のいたずら、だとしか思えない。
死ぬほど服が好きで、ガリアーノの作品でワクワクしていた頃の気持ちが、また甦る。
時間がないって言い訳にして、見て見ぬふりをしていた裁縫道具たち。
向き合ってみようかな。
今、そっちのスイッチが入ってしまう事が凄く怖い。
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