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SNOW MOON②

大好きな雪の降る夜に
未来への想いを書いて、歌ったの。

ITSUKI にとって、再世なの。
セカンドチャンスとか、
そーゆーのじゃなくって。
命を与えて下さった曲。

そんなシンデレラみたいな、夢のような、
SNOW MOON の音の魔法で、ITSUKI は生き返ったんだ。

その後ファーストアルバム BLUE の製作に入るんだけど、
ITSUKIとして人生でいちばん人の優しさに触れた時期だったんだよね。

厳しさしか、知らなかったから。
厳しく育てて戴いた事には感謝してるわ。
だから今がある訳だし。

でもね、上っ面な優しさじゃなくて、
本当の優しさに触れた時、
聴こえていなかった音が感じ取れるようになったの。

譜面に無い音。無いのに聴こえるのよ。
余韻とか、ぬくもりとか、そういった感覚に近い、
感性のアンテナが触れ、音の世界が広がったの。

そんな感覚で書いた SNOW MOON の歌詞なんだ。
だから、とってもピュア。
デビュー曲らしい歌詞になったの。
メロは、歌うにはとっても難しいんだけどね、
歌詞が幼いから、恐らく難しく聴こえないの。

不思議よね。

2番の歌詞は、想い出のスキー場、雪山で書いたの。
長野のスキー場。
朝ごはん、できたよ~ って、インナーカラーピンクのロッヂのお姉さんが呼びに部屋に来た時に、ちょうど書き終えた。

出来た!って、なって、ホッとしたからかな?
朝ごはん、お腹いっぱい食べたんだ。

もう、なんだか既に懐かしい。

シングル盤 SNOW MOON のフォトは
スキー場で撮影したもの。







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