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岡谷市の小さな絵本美術館でゆっくり絵本を味わう(長野で子育てシリーズ)
こんにちは!酷暑の夏が終わって一気に涼しくなりましたね。今日は、絵本が好きな小さなお子さんと過ごす、読書の秋にピッタリな美術館のご紹介です。(しかしながら訪問したのは夏です…)
小さな絵本美術館は、「ばばばあちゃん」シリーズで有名な絵本作家 さとうわきこさんが主宰する美術館です。ばばばあちゃんシリーズだけでなく、(訪問当時)ハンス・フィッシャーなど様々な企画で原画を展示しています。岡谷館と分館の八ヶ岳館があり、今回行ったのは岡谷館。
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ちょっと入口が分かりづらいのでご注意を…このばばばあちゃんのプレートを目指してください。
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小さい館内と思いきや、建物が二つあって、こんな風に渡り廊下まであります!この日はゲリラ豪雨が降っていて、娘と私は濡れ鼠で入館したらスタッフの方が「わっ、寒いね」すぐ気づいてくださり、着替え用に広いバリアフリートイレを案内してくれました。ありがとうございました。
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セルフのティールームにも、絵本がたくさん置いてありました。オールセルフで成り立つ治安の良さもたまらないですよね…
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今回行きたかったのは2階の絵本が読めるギャラリー。娘が今小学校2年生で、ギリギリまだ絵本を楽しんでくれるので、その間に来てみたかったんです。国内外の絵本がゆっくり読めて、景色も良くて、ゆっくりした時間を過ごせました。ギャラリーの隣にも展示室があるので、子どもが絵本を読んでいる間に落ち着いて展示を見れます。(その日はハンス・フィッシャーの展示でした。すごく好きな作家さんなのでうれしかった)
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最後はショップに。"ehon to ocha"という絵本の世界をお茶で表現したシリーズのお茶がいくつも売っていました。
しかもこのお茶、私が大好きな北杜市のカメリアニコティーさんが製造されているんです!
迷いに迷って『もりのおくのおちゃかいへ』とモチーフにした和紅茶とハーブのブレンドにしました。もう少し寒くなるまで楽しみに取っておいています。
こじんまりした美術館だけど中は意外と広くて秘密基地みたいで、スタッフの方がもとても温かい、素敵な美術館でした。子どもが絵本を楽しんでくれているうちにもう一度行きたいな。あと、八ヶ岳館にも行ってみたいです。美術館は好きだけど、子連れはどうかな~と迷っている方、絵本好きなお子さんとゆっくりお休みを過ごしたい方、ぜひいかがでしょう?
おまけ:絵本のこと
ここからは雑記。
子どもが保育園の頃に遡りますが、子どもとの接し方がとても下手で苦手な私は、実はほとんど読み聞かせをすることがなく、頼まれればちょろっと一冊読む程度でした。私はそんな調子で乳幼児期を終えてしまったことをとても反省していて…。子どもを図書館に連れて行っても、全然本に興味なさそうだし、借りてきても読まないまま返したし、月刊絵本を毎年買ってもほとんど読まれず姉の勤める保育園に全部寄付。「あーそりゃ読み聞かせしてこなかったもんなー、この子は本と触れ合わないまま大きくなるのかなー、申し訳ないなー」と思っていました。が、小学校の国語の授業で図書室に行くことが増えたせいか、興味の幅が広がったせいか、小学校に上がった途端急に本を読み始めて、読書スピードも上がり、内容理解もちゃんとしているもよう。何事も育児は結果論でしかないので、うちの子はこうだったという事実しか言えないけれども、グッと溜めて溜めて、ある日ポンッ…と何かが好きになることってあるんだなぁというか、子どものペースってもんがあるんだろうなぁ、と思いました。