ワーキングマザーが1,000時間ヒアリングマラソンを完走した話 #4
前回の続きです。今日は「ヒアリングマラソン、どうだった?」という話をします。
効果はいかほど…?
Listening: 大幅アップ!自分が興味を持っていて、ボキャブラリーがある分野(女性の権利とか食糧問題関係、毎日のように聞いていたウクライナ情勢とか)なら8割型聞き取れるように。課題としては、助動詞やhaveが省略されると(I'll, They've, it'd)聞き漏らすこと。スピーチやニュースなど明瞭な発音ばかり聞いてきたので、映画や日常会話はまだまだという感じ。
Reading: うーん、まだまだかもしれない。難解なトピックになると、音としては聞き取れるけど、意味を理解していないこともあったので、ボキャブラリーはまだまだ。TOEICもReadingはListeningより低い。
Writing: なぜかメールを書くのが早くなった。フレーズの引き出しが多くなったような。ヒアリングマラソン1年目の教材(現在は連載終了)に、ビジネス会話を中心にひたすらスピーキングするという課題があったので、それが効いたように思う。
Speaking: Writingのところにも書いたように、フレーズの引き出しが多くなった、と思う、が、残念ながら日常生活で英会話をする機会がないため判定できず。ただ、発音は良くなった。
ヒアリングマラソンの教材、どうだった?
日常会話から小説風の教材、ニュース、映画と幅広く扱っていたので、総合力をつけるのにはちょうどいいと思う。けど、オリジナル小説自体がおもしろかったかというと、うーん。。。だったし、やっぱり教材そのものが自分が興味がある分野でないと、楽しく続けられない気がする。
ただ、リスニングで「音は聞き取れるけど意味が分からない」という課題がまだ残っていて、なんでかと自分で考えると、「アクティブリスニングの時間が少なかったから」と思う。アクティブリスニング=聞き流すだけではなくて、シャドウイングやディクテーション、問題を解いたり訳したり積極的にリスニングに取り組みこと。最後の半年は教材に対する興味が薄れてしまったので、どうしても楽なニュース聞き流しでリスニングの時間を稼ごうとしてしまったので、そこでもうちょっと教材を隅から隅までやりこんだり、テストの復習ももう少し精度を上げたり、シャドウイングもちゃんとやってりゃ違ったかもな…。
次にもし外国語学習をするときは、聞き流し(量)とアクティブリスニング(質)と自分の興味がある分野での勉強(モチベーション)のバランスを見ながら勉強していくと思います。
けど、毎日時間の制約がある中で、家事時間の間(ボリュームゾーン)をうまく取り入れながら2年間学習を続けられたことは、なんとなく、今後の自信になるのではと思う。最初にも書いたのですが、子どもが産まれて4年くらい経って、ようやく今後の自分のキャリアとかやりたいこととかに目を向けられるようになったタイミングなので…仕事にも直結するし、良いチャレンジだったな!と思います。がんばった!私。