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思い出は話される度に事実から遠ざかっていくだろう。
そのうちに物語になっていく。本当はそんなものじゃなかったはずだ。
本当のことは絶対に、言わない方がいい。
嘘と偽りと幻想の中で都合よくにこにことして、少し涙を流しつつ死んでいくのが一番いいと感じる。
誰かにとっては。
そのような人のことを私は絶対に到底、断じて愛することはないだろうけれど、きっとそうなんだと思いますよ。と思う。
どんなに人に嫌われても嫌われるほどに正直に生きる人を私は愛しましたよと言いながら
もうそのような人はこの世にいないと嘆いて5月にサヨナラを告げた。