養沢川沿い大自然を楽しもう!創業60年の歴史ある釣場『秋川国際マス釣場』
檜原街道の十里木交差点を曲がり、養沢川沿いに『秋川国際マス釣場』がある。養沢川約1㎞を管理しており、1年を通してマスを釣る事が出来る。「大自然を楽しもう!」をコンセプトに年間6万人が訪れている。
『秋川国際マス釣場』の創業は昭和36年頃と言われ、60年ほどの歴史がある。釣場が出来た背景には戦後の日本が大きく関係している。当時、外国の関連施設が各地に建設され、そこに多くの人が来日し働き始めた。しかし、文化も違う環境がストレスになり働く意欲が低下してしまう。そこで関係各所からストレス解消ができる憩いの場を作ってほしいと要望が出され、それがきっかけで釣場が誕生したと言われている。当時の記録や資料がほとんど残っていないそうで、歴史については現在も調査しており、諸説ある中の一説との事。先代の方々はこの釣場を、国を問わず誰でも利用でき、親しみがもてるよう国際と付けたそうだ。
現在の場長は峰岸秀雄さん(41歳)。場長になって6、7年になるそうで、「マス釣場は毎年来て下さる常連の方もいる。最近はルアーを使う方が増えている」と峰岸さんは話す。釣場では、年間約30トンのマスを扱っている。その日の来場者に合わせて放流しており、忙しい時期は提携している漁業場から毎日マスが運ばれてくる。お客様によって釣る大きさに偏りがないよう大きさも指定し、肉厚な20㎝~23㎝の物にしている。
釣場にある『お食事処つり場食堂』では、マス蒲焼重が人気。ここのマスは味が違うと、マス重を目当てにくるお客様もいるそう。その他にもマスの塩焼き、ラーメン、丼物など豊富なメニューが揃っている。
最後にこれからについて伺うと「安心、安全が確保された場所で、楽しんで釣りをしてほしい。初めての方にもスタッフがやり方を教えます。道路に渋滞が起きないよう配慮し、多くのお客様に喜んでもらいたい」と峰岸さんは話す。
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