増戸でオープンしました!〜農場ワイナリーで人々を笑顔に〜『ヴィンヤード多摩』
羽村市で歯科医院を営んでおられる森谷尊文さんと中野多美子さんは、ワインが好きで、世界最大のワイン教育機関「WSET」でワインについて体系的に学びを深めた。この経験がきっかけとなり、自分達でもワインを作ってみようと試験的に青梅の梅郷でぶどう栽培を開始。平成27年にあきる野市上ノ台の土地と出会い、ぶどうの苗を植え始めた。
敷地面積は約七千平方メートル。自社畑には、日本の品種ヤマソービニオン、ビジュノワールやモンドブリエ(白ぶどう)等が植えられている。あきる野産を中心に、山梨、長野産のぶどうを使用し、10種類のワインを製造。
平成31年には、日本の女性が審査する国際的なワインコンペティション、サクラアワードで「かーさのらぼうなロザート2018」がゴールド受賞。令和2年にあきる野市のふるさと納税返礼品に認定。昨年からはオンラインショップを開設した。
今年7月に、自社畑の隣に醸造所とワインショップが完成。以前の下代継の醸造所と羽村のワインショップを移転した。8月11日から地域の方々を対象にプレオープン、11月にグランドオープンの予定。
地域の方々や、日の出町のグループホーム、リンデンハウスの方々を招き、収穫体験を実施。社会福祉事業とも連携し、地域に社会貢献できるような組織づくりを目指す。
モットーはワインで人と人とをつなぎ『あきる野市と世界をつなぐ架け橋に』。「ワインを飲むことが好きだから、ワインを広めたい。人々が笑顔になれるように。是非、東京あきる野産ワインを応援してください。」と中野さんは朗らかに語ってくれた。