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わたしの五日市めぐり「青春の坂道」

 五日市は、坂道が多い街です。
さて、私が好きな坂道は、荷田子の茶房むべさんから、龍珠院への緩い坂道です。左手に、臼杵山が見え、四季の彩を楽しむことができます。

この坂道では、臼杵山を一番きれいにみることができ、写真を撮影するベストスポットです。場所は、飛びますが、小和田橋から広徳寺にあがる坂道は、五日市の街並みをみることが出来ます。そして、映画「あきる野物語 空色の旅人」で出てくる大悲願寺の前の階段のある坂道は、春は桜、秋は彼岸花を楽しむことが出来ます。

 ところで、私は、心の中で、「青春の坂道」と思っている坂があります。それは、先ほどの荷田子にある茶房むべさんの前から、瀬音の湯までのちょっときつめの下り上る坂です。

瀬音の湯ができる前は、そこには、東京都五日市青年の家とケビン村があり、キャンプをはじめとする野外教育・社会教育活動の拠点がありました。子供たちや若い人たちが、坂道を下り上り、その声が響いていました。

 さて、今は、老若男女を問わず、すべての世代の声がする坂道と変わりました。全世代の人の青春の坂道です。心の中で、若いと思えば、いつまでも若々しくいられます。いつまでも青春時代です。

村井 正己 : 1965年東京・町田生まれの町田育ち。16歳で五日市と出会い、街の魅力に触れ、第2のふるさと・心のふるさとと自認する。映画・美術・本をこよなく愛する。好きな映画『五日市物語』。五日市ほしぞらシネマの企画チームのメンバーとして活動。

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