五日市でオープンしました!〜全国でも数少ない薪窯パン屋〜『コンパン』が小和田にオープン
店主は伊藤源喜さんと華奈さんご夫婦。お二人はフランスのパリで出会い、源喜さんはパリで10年ほどパン職人を、華奈さんは伝統的フランス菓子を作り続ける店で働かれていました。平成30年に日本に帰国。フランスで経験した薪窯で焼くパンを日本でも作りたいと、華奈さんの地元あきる野市で今年1月に開店されました。
昔、フランスでは大きなパンを家族や友人と分け、数週間かけて食べていたことを知り、古い言葉で「一つのパンを分け合う」ことを意味する『コンパン』を、店名に名付けたのだそうです。
パンの種類は看板商品の『コンパン』というカンパーニュと、ブリオッシュ、パン・ド・ミ。お菓子は小和田サブレ、マドレーヌ、季節のタルトなど、フランスの昔ながらのパンやお菓子を作られています。
パン生地の酵母は小麦粉と水から起こしたもので、材料は北海道産有機小麦粉と水、海塩と発酵種(ルヴァン)。ゆっくり発酵させたずっしり大きなカンパーニュの生地を、280度の薪窯で一時間じっくり焼いて、コンパンは出来上がります。
おすすめの食べ方は、薄めに切って温めたトースターで1〜2分温め、発酵無塩バターやオリーブオイルと塩で、とのこと。
「まずはたくさんの方に知ってもらいたい。そして薪窯で焼いたパンやお菓子を楽しんでいただき、食べ方の提案などもしていきたいです」とお話してくださいました。