〜五日市の縁側の様なお店を目指して〜やきとり もつ煮の店『鳥鈴』
檜原街道「五日市出張所入口」の交差点から北側に入った一本裏通り、住宅地の一角に『鳥鈴』があります。外観には以前営業していた『鈴木豆腐店』の看板がそのまま残りますが、赤ちょうちんと木の看板で、お酒が飲めそうなお店だと分かります。
『鳥鈴』は令和6年1月18日にオープン。しかし、昨年の阿伎留神社例大祭にはプレオープンし、既に地元の方々で繁盛していました。
店主は栗原 勇さん(65)。軍道のご出身で、高校卒業後20歳で五日市を出ました。こちらでお店を始めようと思われたのは、閉店後長いこと空き家になっていた、奥様のご実家であるこの家をどうしても残したかったから。準備を始めて間もなくコロナウイルスの感染が拡大し、足踏み状態が続きましたが、ようやく開店にこぎつけました。
メニューはやきとり5種類(たれと塩)ともつ煮、それ以外は栗原さんの気まぐれで、ピザや焼きそば等が出てきます。やきとりは、生の肉やモツを仕入れ、お店で串打ちも行っているので、肉の味をしっかり味わえます。テイクアウトもやっているのは嬉しいですね。
「地元の方が気軽に集える店を目指しています」とのお話し通り、早い時間から地元のおじさま方が続々とご来店、ビールや焼酎片手に盛り上がっています。実は8割以上が地元の方だそう。
栗原さんの趣味は、音楽とバイク。気が向けばお店でギターの弾き語りもしていただけます。「自分を育ててくれた五日市に恩返しのつもりでやっています」とおっしゃる、栗原さんのさりげない接客が心地良いお店、ついつい足が向いてしまいます。
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