お店探訪♪『家庭料理 むう』〜自宅のリビングのようにくつろげる〜
山田交差点から北東に位置する住宅街の一角に、2017年開業の『家庭料理 むう』がある。店名の由来は「夢が有るように」=「夢有」という意味から。
このお店を切り盛りされているのは、静岡県三島市生まれの高橋清美さん(62歳)。小学校1年生の時にお母様のご実家がある、あきる野市に引っ越した。以前はデパートなどで販売の仕事をされていたそうだ。前々から高幡不動(日野市)で飲食店を経営されていたお母様と一緒に、今度は秋川駅近くで居酒屋を開業し、調理師免許を取得。そのお店を閉めた後、再び販売の仕事に戻った。
料理が大好きで、通勤時間はない、食べるものに困らないと、6年前に御自宅をリフォームし『むう』を開業した。メニューには思い出のおふくろの味が並ぶ。具だくさんの手作り餃子、煮込み料理、日替わりカレー。骨付きチキンを使用したムルギー、キーマ、バターチキンカレーは沢山のスパイスを使って本格的に作る。どこか懐かしい玉子焼きは、甘め、しょっぱめなど自分のお好みに合った味付けをリクエストできる。「最近は家で揚げ物や魚料理をしない人が増えてきているので、是非ここで食べてもらえたら」と清美さんは言う。
おまかせ弁当やオードブルなどのテイクアウトも事前予約で受け付けている。コロナ禍なので一人前ずつに盛り付けたオードブルも可能。カレー弁当は予約無しでOK。
「人と話すのが好きなので、自分にピッタリのお仕事です。これからも、地域のお客様や遠足で来て下さるお客様にも、気軽に足を運んで頂けるようなお店にしていきたいです」と清美さんは朗らかに語ってくれた。