うどん・ほうとうの思い出
あきる野市の乙津にある『瀬音の湯』が出来る前、その敷地の一部に東京都五日市青年の家(1962~2001)があり、東京都の社会教育施設でした。施設では、野外教育・森林教育が行われ、夏には子供達を対象としたキャンプがあり、様々な料理を作りました。特にうどん作りとほうとう作りが記憶に残ります。
うどん作りでは、図書館で料理の本を調べ、手打ちうどんを作り、歯ごたえのある大変美味しいものができました。そして、なぜか武蔵五日市駅前の地元伝承うどん『初後亭』さんのうどんを食べると、そのうどんのことを思い出します。
『初後亭』さんは隠れた名店の一つ。自家栽培の小麦粉で作るうどんをメインに頑張られています。また、季節によっては、自家栽培蕎麦粉の蕎麦を食べられます。
さて、ほうとう作りでは、『ほうとう佐五兵衛』さんへほうとうを食べに行きどんな物かを知り、図書館で調べ、南瓜たっぷりの五日市青年の家風ほうとうを作りました。青年の家は無くなりましたが、お手本にした佐五兵衛さんは今も繁盛し、『地球の歩き方』東京多摩版に掲載され、五日市の代名詞の一つになっています。