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恋しいぐらいがちょうどいい。

海辺でサンセットを見ながら過ごす、のんびりとした時間が好き。
その時の必需品は、コーヒー、チョコレート、本、そしてカメラ。この4つがあれば全わたしが幸せで満たされる。


海辺を散歩しながら、なんとなく氣の良い場所を探して、そこに座る。
目を閉じて波の音に耳を傾けたり、深呼吸をしたり、頭に浮かぶままを感じたり。


「体調やメンタルがなんだか優れない」
そんな時にも海辺を散歩して、新鮮な空氣で身体を満たすと、不思議なことに、スーーっ。と、回復していくのが分かる。


やっぱり、「自然」って「ぬちぐすい」なんだなぁ、と感じる。
「ぬちぐすい」は、沖縄の方言で「命の薬」という意味で、「こころや身体に元氣が溢れるものごと」って訳がベストかなぁ。「美味しいご飯」「美しい自然」など、「ぬちぐすい」は人それぞれきっとあるはず。


わたしは夏でも基本的に海に入ることはないんだけど、「なんだか海水に触れたい...!」そう思う時もあって、その時は「海さん、ありがと〜〜♡」と呟きながら、「必要のないエネルギーを手放しつつ、自然の大いなるエネルギーを迎え入れるようなイメージ」をしながら、両手を海に浸けたりする。


今日はなんとなく、身につけていたシルバーアクセサリーをお風呂に入れてあげた。なんだかキラキラ輝きが増したように見えて、「氣持ちいいー!ありがとう!」なんて言っているようにも感じて嬉しくなった。

チェンマイでお迎えしたシルバーのバングルとリング


太陽が月にバトンタッチする前に過ごす、そんな温かい時間が好き。


本当は夕日が沈んで空が暗くなるまで、ずーっと海のそばにいたいけど、あえて恋しさを残してその場を後にするのがわたしの中の小さなこだわり。


わたしの著書「Hello, Beautiful! 今日も素敵な日になりますように」の「腹八分をこころがける。」という項目でも書いているんけど、自分の中に「余白」を作っておくことで、また次が楽しみになる。だから、あえてまだ少し恋しいぐらいでその場を後にするの。


どんなに長い時間を過ごしても美しい自然に飽き飽きすることなんてないけど、明日の自分への楽しみを少し残しておくようなそんなマイルールが好きだったりする。

ふぅ〜〜。
今日も、たくさん、たくさん。幸せでした!
ありがとう、太陽さん!また明日ねぇ〜〜!


Love,
Tasuku.

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Tasuku.|トラベルフォトエッセイスト
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