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《 プレミアムトークセッション 》

皆さんGMしてますか、IT参謀の冷泉(加藤利彦)です。
唐突ですが、2022年8月30日(火)にアメリカ村にある『FARPLANE』にて、
1日店長を阿守さんと一緒にすることになりました。

今日はそれを記念して、『FARPLANE』のオーナーのロビンさん、映像ディレクターの阿守さん、そしてIT参謀の僕での対談を記事にさせていただきます。そもそも、僕を含めてこの人たちは何を考えているのかをテキスト化して、客観視することに興味がありました。

それでは、どうぞ。

冷泉:ロビンさん、8月30日の「1日店長」へのお声がけありがとうございます。最終的に阿守さんとの共同店長ということになりました。

ロビン:LINEの返信で冷泉君から、そのプランをもらって、めっちゃいいと感じました。そもそも、阿守さんって昔バーテンダーしてたってホンマなんですか。

阿守:うん、故郷の香川県にゴールドタワーっていうシンボルタワーがあるんだけど、そこの大きいクラブでバーテンダーしてましたよ。1990年代を代表する香川県のナンパの聖地やったわ。当時の盛り上がり方とかスゴかったもん。

ロビン:つまり、カンタンに言うたら盛り場やったいうことですか。

阿守:そういう目的の人にとってはそうやね。

冷泉:ロビンさんところのバー『FARPLANE』も入れ替わりの激しいアメ村で、今年で17年目を迎えることになって、長い間、愛されてますよね。

ロビン:愛されとんのか、どうなんかは自分でもようわからんのですけど、なんかおもしろいことが起きる場でありたいとは、ずっと思ってますね。そして、そのおもしろいことの中心にFARPLANEがあったらええなと。

阿守:先日の『FARPLANE NIGHT』という一大イベントも成功したし、コロナ禍やのに心斎橋PARCOに新店舗を出したりと、攻めてる印象があるのは、我々お客様側からしてもおもしろいって感じる。

ロビン:縁があってのことやと思いますわ。いろんな人が繋いでくれて、その結果があのイベントであり、PARCOへの出店でありとなってると思ってるんで、これからも自分がおもしろいと感じたことは、きちんと発信していきたいです。

冷泉:今回、8月30日に僕と阿守さんがアメ村『FARPLANE』で、一日店長することになったんですけど、そもそもなんでロビンさんは僕に声を掛けてくれはったんですか。

ロビン:別にそんなに深い意味もないんですけど、冷泉君やったら、『FARPLANE』に何かを持ち込んでくれるん違うかなと。直感です。

冷泉:そもそも『FARPLANE』に何か持ち込まなあかんもんですか。

ロビン: やっぱり、得意とするジャンルと不得意なジャンルがあるんやないかなとは思うんです。そこら辺、冷泉君とオレらでは歩んできた道も好みも違うところがあるし、冷泉君ならではのもんが自然と出てくるん違うかなというの期待してます。

冷泉:僕もその辺のことを期待されとるんやなと思ったから、阿守さんに声を掛けました。一日店長を一緒にしませんかって。

阿守:そうね。LINEで「一緒にどうですか」って冷泉からメッセージ来たね。

ロビン:なんて返答したんですか。

阿守:やるよって。

冷泉:めっちゃ返事早かったです。

ロビン:笑、嬉しいような余裕に思われてんのか、わからへんとこがまたおもしろいけどやな。わからんはこの人は。

阿守:『FARPLANE』っていう場所がいいよね。これまでいろんな人が訪れた場所だろうし、いろんなストーリーを詰め込んだおもちゃ箱みたいな場所。そういう魅力的な雰囲気を長年にわたって継続していくのって、やっぱりタレントが必要なんやと思います。

冷泉:タレントさんって芸能人ってこととは、また違うんですよね。

阿守:うん、僕が言ったタレントっていうのは、そのときその場に集っている個性のことやね。偶然、この場にこのメンバーがおったから創出できたってコトが、世間に広まっていくことって日常茶飯事やと感じる。それで、そうした『コト』を生み出す根拠になってるのは、やっぱり『ヒト』なわけで、それをタレントという言葉で表現した。

ロビン:いや、そうなんっすよね。それで、ヒトっていうのも変わっていくやないですか。そん時はそう思ってた人が、何年もずっと同じかっていうたら、そうである部分もあるし、そうでない部分もある。要するに、移り変わるヒトやコトありきで『FARPLANE』が魅力的な場所であり続けるには、この『FARPLANE』って場所もいろいろな顔を持つようなフレキシブルさが必要やなと考えてます。その中で、残るもんは勝手に残っていくし、消えるもんは勝手に消えていくと。

冷泉:わかります。ここで一安心っていうのってあんまりないんですよね。一瞬はそう感じることがあったとしても、次に新しい瞬間はやってくるわけで、すぐに新しいコトばかりせないかんと焦って始めても、あんまりええ結果に繋がらんのは、阿守さんが言うてるヒトという部分が揃ってないからでしょうね。あくまでコトの原資はヒト。

阿守:どういうヒトが来るのかも、そこにいるヒトによると思うんで。冷泉が一日店長したら、いつもの『FARPLANE』と違う部分もあり、やっぱり『FARPLANE』っていう部分もありで、その境界線が体験できるのは僕も興味深いです。ただ、僕も参加させてもらう立場として、自分が自分のままで『FARPLANE』に存在しても、ただの居抜き経営みたいになるのはおもしろくも何ともないので、僕なりに礼儀を果たそうと思ってます。

ロビン:ごめんなさい、ホンマに意味がわからないです。阿守さんが阿守さんのままで『FARPLANE』で一日店長したら、それはおもしろくないんですか。

阿守:来場者はどうかわからないけれど、少なくとも僕自身は全然おもしろくないです。せっかく『FARPLANE』って場に店長として立たせてもらうんだから、僕はこの日、ロビンさんよりロビンさんになりますよ。そして誰よりも『FARPLANE』でいることを楽しみます。

冷泉:わかる!ああ、そういう感覚なんですね。そしたら、僕もその感覚に乗ってもええですか。

ロビン:なんかわからんけれど、好きにしてくれたらいいですよ。ホンマに。来た人から「お前らはおもしろいと思ってるかも知れんけど、こっちからしたら全然おもしろくないんじゃ」と言われたら、3人で「ゴメン」って言えば許してくれるやろうし。

冷泉:この日、せっかくやから阿守さんとオリジナルカクテルで勝負します。阿守さん、以前まで毎年ワイン勝負とか主催してて、ほとんどインチキで阿守さんが勝ってきてるん見てるので、いつか僕も勝負したかったんです。

ロビン:それがどんな価値を生んでるんかオレは知らんけども、来た人が楽しかったらインチキでもなんでもええんやないですか。北新地のマジックバーに行って、「これインチキや!」って怒り出す人がおらんのと一緒で。

阿守:「戦略性」の部分をインチキの一言で語られるのもスゴイなあ。今回、僕はオリジナルモヒートで勝負します。冷泉さんは、なんだかありがたそうな名前のオリジナルカクテルでしたよね。

冷泉:はい、『釈迦冷泉』いいます。

ロビン:それ、飲んだらなんか功徳とかあるんですか。

冷泉:功徳はわからないですけど、飲んだら・・・

ロビン・阿守:飲んだら?

冷泉:酔います。笑

ロビン:こういう企画もいろいろ試していって、それで手ごたえがあるようなもんが生まれたら、広げていければええなと思ってます。

冷泉:釈迦冷泉が、ですか。

ロビン:いやいや、カクテルは飲んでへんから今の段階でコメントのしようもないけど、そうじゃなくてカルチャーとか、それこそ『ヒト』とか『コト』が繋がって広がっていく、そしたら何らかの『価値』を持つようになるんではないかな。先に価値を求めて、逆算して計算高くいこうみたいな利口な知恵がないし、オレそういうのマジできないんで。もうカクテルでも別にええけど。

阿守:とにかく、6月のイベント『冷泉が死ぬか、ロビンが死ぬか、阿守が死ぬか』の第二弾くらいに考えてるので、僕は真剣に遊びにかかりますよ。『FARPLANE』に来たことがない人も、常連さんも楽しめるように。

冷泉:僕も今から楽しみです。やったりましょう!

ロビン:皆さん、8月30日の夜ですから。よろしく。

2022/8/30(Tue)20:00-3:00
FARPLANE : https://farplane.jp/


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