《 二度あることはサンドラ・ブロック 》
皆さん、GWしてますか。
非接触、非接触といわれて、どこへ行っても何をするにしても、気を遣わないといけない状況です。僕は中学校の頃から、「アイツは狂ってるから触れん方がええ」といわれ続けてきたので、接触できなくてもどうってことありません。
ルネサンスの舞台となった、イタリアのフィレンツェ。
この街には16世紀、貴族の屋敷に設けられた一風変わった小窓が幾つも点在します。これは通称「ワインの小窓」と呼ばれるもので、フィレンツェで疫病が流行ったときに作られました。用途は、感染症対策として顧客にワインを提供する際、顧客と非接触になるよう使用された小窓です。
当時、ワインを直販していたのは製造元の貴族で、彼らとしてはワインは売りたいけれど、死ぬのは御免だったのでしょう。
なので、ワインの小窓は売り主の貴族の館にあり、それら小窓はワインの受け渡しを簡易にするため路地に面しています。僕も他人から聞いた知識なので、本当か嘘かは知りません。
「フィレンツェの小窓みたいな方法で、取引する方法ってありませんか」
そういう問い合わせが僕にあり、「この人は何を言うてんのかな」と率直に思いましたが、調べてみて、僕もワインの小窓のことを知りました。
つまり、非接触で取引先や顧客とやり取りできないかってことなんですが、もちろんできます。
YES、その名も【Googleサイト】です。
前回、前々回に続いて、もう、Googleサイトのことをいわんと思ったでしょ。全然、甘いです。語り尽くせぬメリットがあります、僕なんかはGoogleサイトのことが好き過ぎて、それだけでテラ・ハイボール(※ウイスキー:135ml)を飲めます。
さて、クローズドにおけるGoogleサイトのメリットは前回と前々回で語ってきました。さらに、このGoogleサイトに必要な情報を顧客(クライアント)用として情報を置いておくことで、先方が必要なとき自由に情報を取り出してもらうことができます。
従来であれば、対面式であれメールであれ、人と人がどうのこうのして資料や情報が往来していたものを、良くいえば「非接触式クラウド型マル秘ファイル共有」、悪くいえば「好きなときに情報を取ってってくれ」と、することが可能になります。
これを「冷泉の小窓」と名付けます。
冷泉のことが大嫌いで会いたくないし、話したくもないけど、ITに関しての知識や参謀としての助言だけは欲しいというクライアントには、この「冷泉の小窓」が絶賛好評です。
次回は、本物のストリップについて話します。
また、会おう。