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《 二上山にて英気を養う 》

皆さん、GMしてますか。
「加藤さん、今日は仕事してはりますか」とお声がけをいただきました。その質問、わからんでもないです。実際、昨日は二日酔いのなか二上山へ登山に行ってました。でも、これも僕のなかではグッドマネジメントを生み出すのに必要なことで、総じて、むっちゃ大雑把にいうと仕事です。

なので、僕は、今日も仕事してはります。

さて、二上山は大阪と奈良の境にあり、雄岳・雌岳という2つの山頂を持つ山で、それぞれの山頂は尾根で結ばれています。大阪と奈良、どちらの側からも登ることができ、山道も整備されているので心地よく山登りが楽しめます。

二日酔いで山を登っていると、急に頭の中に電気が走ったような気になることがあり、まさしく昨日もそうでした。

僕はその日に登る山の“山容”からインスピレーションを受けて、脳内でそれに沿った音楽を流して、口ずさみながら登ります。急峻な山のときには、息が乱れるので黙っていますが、二上山とかであれば、コッソリと歌っています。

昨日は、じゃんけん電車の歌でした。

ゴーゴーゴーゴー、じゃんけん電車♪
ゴーゴーゴーゴー、じゃんけん電車♪

ぶつぶつ歌いながら登っていると、その刹那、ズギュンと一本の電気が僕の頭を貫き、その電光の残像から言葉が、メラメラと浮かび上がってきたのです。

― これから世の中の、二極化はさらに進んでいくだろう ―

「ハッ!」となりました。

つまり、これは、 I T とヒトのことやと直感的に気づきました。それと同時に二上山に登ろうとしたのは、自分の選択ではなく、山に自分が引き寄せられたのだという真理に至り、鳥肌が立ちました。わかりますか、あの、二日酔いが醒めてきたときに出てくる急激な鳥肌。例えるならまさにそういった感じ!というか、そのまんま!

使える人はどんどん先へ行き、使えない人はどんどん遅れていく。進化に乗り効率的に時間を使う人と、ムダなことを理解しながらも言われるがままに働く人。自分がやりたいことをして得る給料、自分を殺して我慢しながらもらう給料。雄岳と雌岳、アメとムチ、S極とM極。太極拳と盲導犬、山東省と敢闘賞。自己変容と他力本願。
A Gift /curse / They truck and hurt / Say can you dream / In nightmares seems/A million voices,/ silent scream / Where hope is left so incomplete /
「二極化!まさに二極化!」
ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

雄岳・雌岳を繋ぐ馬の背にて、一陣の風が吹き抜けます。雄岳山頂からの眺望は悪く、雌岳からの眺望は河内平野や大和平野を見渡せて格別なものがあります。

これは、僕にもっともっと働いて、人の役に立ちなさい、暗き人を明るきところへ案内しなさい。というメッセージなのだと、僕は受け取りました。

なるほど、二上山ではザクロ石が採石できると聞きましたが、ザクロ石といえば「ノアの方舟」伝説において、照明の役割を果たしたといいます。二極化が食い止められないのであれば、せめて、せめて、眺望の開けた方へ皆さんをご案内させていただきたい。喜んでいただきたい、楽しんでいただきたい。

ああ、僕はもっと仕事しろといわれているのだ。これを天啓というのだろうか、いよいよヤル気になってきた、その前にもんじゃ焼きを食べたい。あの、どこで売ってるのかわからん独特な小さなコテを鉄板に押し付けて、ジュウと言わしてやりたい。あの感覚が好き。

と、いった快い登山でした。

そして今日、「加藤さん、今日は仕事してはりますか」との連絡があったものだから、「そのメッセージは神からですか!?」と相手に言いかけましたが、ほんまに危ない人やと思われるのが怖かったので、言いませんでした。

二上山は、初心者にもかなりオススメです。

また、会おう。

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グッドマネジメントは食べられない人も食べられるように、ビジネス上の道案内させていただきます。ただし、それに甘えて自立できない人に関しては、28段階ある地獄の I T トレーニングを受講していただきます。

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