《 カッコいいリーダーとは 》
皆さん、GMしてますか。
今日は2010年から流行になった断捨離についてお話しをします。
僕自身も最近、ワリと思い切った断捨離をしました。といっても戸籍を捨てたとか、魂(マブイ)を落っことしたというハイレベルな話しではありません。
東京にあったオフィスを閉鎖して、大阪にあったオフィスも閉鎖しました。
一昔前であれば上記のことを人に説明したとき、「事業規模を縮小したんですね」としか思われなかっただろうに、時代は変わりました。「今っぽいですね」と言われるようになりました。今っぽいというのが好きな言葉じゃありませんが、まあ、そういうことです。
もちろん、これまでのように東京へ行ったり大阪へ行ったりしますが、僕の場合は、オフィスが無くなっても何も困らないことに気づきました。もちろん、事業形態や規模にも拠りますが。
逆に思わぬ効果として、オフィスのことを考えなくて済みます。無くなってみると、これまでは無意識にオフィスのことが気にかかっていたんだなと気づきました。ガスの点検とか、なんやらかんやら雑多なことです。経費としても年間でかなり節約できることになります。そして、余計なことを考えないで良い分、これまで以上に仕事と睡眠の質が上がりました。
つまり、断捨離というのは単にモノを捨てる行為にあらず、モノへの執着を捨てること也です。執着というのは怖ろしくて、無意識に巣くうもの。目に見えない人間の本能なので取り払うことは困難、なので外科手術としてモノ自体を捨てることで執着を諦めさせるのでしょう。考え方・捉え方は人それぞれですが、僕はそう考えています。
大きな仕事をするのに大きなオフィスもキレイなオフィスも必要ありません。自分の豊かさを語るのに、高級車も必要ありません。これは宣伝になりますが、断捨離が苦手という人のために、IT参謀やITアドバイザーというサービスがあります。是非、ご相談ください。これ要らんやんと思うもの、快感になるくらい捨てます。
良いものを購入してもすぐ色褪せるものばかり。その人の持つ考え方にこそ、生きた価値があります。上記のサービスによって、ムダなことは排除して、本来の勝ちを再確認することができます。
ポンと1億円を寄付する石油会社の社長が、「ムダなことに金を使いたくない」と、エレベーターもないオンボロビルを本社にしてるなんて、粋だと思いませんか。よくよく考えれば、今風だと思われるオフィスを断捨離することも、延々と文化に根付く「カッコよさ」ではないでしょうか。
※美味しんぼ:第8話『接待の妙』参照
また、会おう。