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服が買えない。
最近身なりを気にしようという気持ちがふつふつと湧いてきているんです…
きっかけは仕事でレベルアップ?昇進?したこと。
子ども向け動画制作の習い事の先生をしているのですが、
仕事をはじめて3ヶ月ほどたったころ…これから先生になる大人へのトレーニング業務もしませんか?との嬉しい打診が!
基本は在宅の業務で、週に何度か恵比寿にあるオフィスに来てもらって…と!
自分の授業がいい評価をされて、一つ上の仕事に進めるという経験、今までやってきた仕事ではなかったなあ…嬉しい!在宅での仕事が増えるのか〜え?ん?恵比寿のオフィス!?
とビビったのでした。
そう、今の私は恵比寿のオフィスに通える服なんて持っていないのです。
もともとお洒落な私のおばあちゃん、通称マダムコウコ(現97歳)の影響もあり、小学生くらいの頃から洋服は大好きで、一緒にお買い物に行っては買い与えてもらっていました。
中高はお小遣いで服をたくさん買ったし、ファッション雑誌も買えるときには買っていたし、大学生時代は洋服をあれこれコーディネートすることが自己表現の一部だったように思うし、
教員時代はお金に余裕があった(使い道が限られていた)ので、割と高い服にも手を出し、お気に入りの服を増やし続けていました。
けど3年前、青年海外協力隊としてモンゴルに行くことが決まった時、母からの指示のもと洋服の整理をしました。
モンゴルでの生活に持っていく服、本当にお気に入りの服や最近買った服など、最小限のものだけを残し、あとの服は友達にあげたり、売ったり、捨てたりしまして。
モンゴル生活では基本持っていった服だけでの生活!
何パターンしかない組み合わせの服を、洗濯が乾き次第着ていくような生活!
モンゴル生活中は流行も関係ないし、まわりにとっては常に日本人の自分が特質な存在だから、TPOや周りの目を気にする必要もほとんどなく、
日本にいたときには当たり前に感じていた、服が欲しい!オシャレがしたい!という気持ちも生まれず、コーディネートをするなんていう概念自体、自分の中から消えていきました。
そして新型コロナウイルスの影響によって、
荷物はモンゴルの自分の家に残したままで緊急帰国。
その後大切なものだけは引き上げてもらいましたが、持ち帰ってもらえる荷物には限りもあり、洋服はもう全部いらないです…と諦めました。
そして日本での生活がはじまったのですが、最初は無職な上に自粛生活。晴れ着で出かけるような機会もなく、実家に残っていた服やモンゴルから少しばかり持ち帰っていた服など、必要最低限の服で暮らしていました。
その後飲食や学童のバイトを始めたのですが、こちらもオシャレをする必要はなく、同棲している相方と、共用で着るように買った少し大きめなパーカーを着回す日々。
というわけで恵比寿のオフィスに着ていく服はないなあ〜買わなきゃな〜
(社風的におそらく実際はパーカーで問題ないので、気持ち的な問題。)
給料も安定してきたし、これを機にまた服を買おう!!と思ったのですよ。
で、いざ、今日はこの金額くらいまで買っていいぞー!と心に決めてお買い物に行ったのでした…がしかし…
買えない。
前によく行ってたお店に行ってもしっくり来ない。自分がどんな服がほしいかも、何が流行っているかもよくわからない。
こじんまりした店で店員さんに声をかけられたり、試着室に入るのを申し出たりって難しいし居心地が悪い…
試着室に入ったら、いかがですか?って聞かれちゃうよね、、そっとしておいて欲しいなあ…なんて思っちゃう、ちょっと煩わしい。(店員さんごめん!!)
そうして向かった先は…ユニクロ!GU!!
いや、なんてストレスフリーなのでしょう。試着室に入るのもとてもとても気楽。
でもでも、無難な服買うのも違うなあ…せっかくならこれ!って服ほしいなあ……なんて選べないくせに欲張りで、
最終的に、この日は仕事に使うエアリズムのインナーだけを買って、その他何も買わずに帰るのでした(こういうのあるあるだと信じたい)。
またあくる日、梅雨のはじまりを感じてくせ毛アホ毛が全くいうことをきかなくなったので、美容院に行きました。
こちらどうぞ~と手渡されたのはiPad。たくさんあるWeb雑誌を選び放題読み放題。
せっかくならちょうど服ほしいし、久しぶりにファッション雑誌を読もう~!!
と思いきや…どれ読めばいいんだ?
「mer」という雑誌はモデルさんたちが好きで、前はよく読んでいたなあと思って開いてみるけど、今の自分にはちょっと合わず(モデルさんたちは相変わらずかわええ)。
はて、世のアラサーくらいの女性はなんのファッション雑誌読むのかなあ(もちろん年齢だけじゃなく好みの系統によるのだけど)と思い、
思わず仲良しな美容師さんに「今の私くらいの年齢の人って、どのあたりの雑誌ですかね?」なんて聞いてみて、おすすめされたものを読みました。
がしかし結局あんましっくりこなくて、気づいたら「東京カレンダー」を開いて、美味しそうなご飯やお酒を探していました……
そして結局色々ありまして、新しい仕事は全て在宅ですることになり、恵比寿のオフィスにいくこともなく、
もちろん服は買えないまま、いつの間にか季節は春から夏になっていました…
ひとまずたまに、インスタでいろんな人のコーディネートをみて、
まずどんな雰囲気を纏いたいかな〜と考えてみてはいますが、お買い物に行く気分にはあの日以来ならず…
結局服いらないってことなのかね?
でも圧倒的に服の数が足りないんだけどなあ。
モンゴル行く前はどんな風に服を選んでたっけ...
みなさんはいつもどんなかんじ?
と、オチもなにもないですが、
2つ前の記事のちるさんの "タイミング迷子” につづき、"服装迷子" なよしおでした。
アドバイスお待ちしております!
それでは。