泣きすぎて顔面で塩作れるかと思った
⚠️こちらは、舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』の感想書き散らかしnoteでございます。
ネタバレへの配慮は全くしておりませんので、これから円盤にて観劇予定の方はご注意ください
まず初めに、声を大にして伝えたいことがある。
青山隆へ
貴重品を関係の浅い人間に預けるのは辞めましょう!!!
本物の同級生でも久々に会えばマルチ勧誘されたりたっけぇ壺買わされたりするんだから!!!めっ!!!
そして山本優〜〜〜!!!!今までどんな気持ちで生きてきたんや〜〜〜山本優〜〜〜〜!!!!!おまえは何も悪くない〜〜〜〜!!!!!!笑ってくれ山本優〜〜〜!!!!!そしてどうかおまえを責めないでやってくれ〜〜〜!!!!
(※こちらの拙い発狂ポイントについては、後ほどもう少しまともな日本語で語ります。)
序盤でヤマモトが青山の鞄漁ってる真剣な顔、怖すぎて。
オバチャンはてっきり隆くんが詐欺師ヤマモトにカモられる話なんかと警戒してしまいました。
とんでもない疑いかけてごめんなヤマモト。
青山と知り合ってからずっと、「ニートでも生きていける」とか「辞めたらええやん」とか、そういう言葉をかけていたヤマモト。
そういうチャランポランしたキャラなのかと思いきや、できるだけさり気なく、青山に逃げ道を提示し続けていたんだと気づいた瞬間鳥肌が立った。
わたしは脳内補完が大得意なおたくなので、これだけ自然に青山を救える彼になるまで、どれだけ試行錯誤してきたんだろうとか勝手にヤマモトの過去に想いを馳せてはしんどくなったりしていました。
きっとたくさんたくさん過去を悔やんで、あの時ああしていれば、ああ言っていれば、っていうのをたくさん実践してきた結果が青山への関わり方なんだとしたら泣ける。
全てに絶望した青山の、ひりっひりに擦り減った声を電話越しに聞いたヤマモトが、その瞬間から異変を感じながらも普段の調子を保って通話を繋げようとするところとかほんとリアルで、こっちまで「頼むで間に合ってくれ…!」って祈るような気持ちで見てた。
そして青山を助ける屋上のシーン、ヤマモトが力一杯拳を握りしめて腕ごと震わせて、青山に駆け寄ろうとする足をものすごい精神力で押さえつけてるのが伝わったし、そうやって青山を必死で助けようとしてる姿を見てたらこちらまですごく苦しくなったし、「今回は助けられてよかったね」の気持ちと「でも山本が本当に助けたかった人はもうこの世に居ないんだな」っていう気持ちがぐちゃぐちゃに混ざってクッシャクシャになりながら泣いた。
あのシーン、あくまで青山から手を握られるまで絶対指を動かさず、握られた瞬間強く握り返したヤマモトめちゃくちゃ良くないですか?
そのまま両手でしっかり握り合って安全なとこまで誘導して、青山が座り込んでから安心させるように手をポンポンってしてから離した手を青山の背中に添えて、ギリギリまで極力触れ合いながらフェンス閉めに行くヤマモトのあたたかさ。ヤバくないですかあの男?!?!絶対幸せになってくれ?!?!
その後「遺される者の気持ち、考えたことある?」って、青山を通して純にも問いかけてるように聞こえて切なかった。
絞り出すように訴えかけるのが本当にしんどくて。
どんなに無念だっただろう、どんなに後悔しただろう、どんなに自分を責めてるんだろうって想像したら心臓潰れそうだった。
ところでずっと思ってたんですけど、スッと名乗る名前が「純」だったり、純の免許証まで持ち歩いてたりするの、なんでぇ?!純の人生を純の代わりに生きてる…ってコト…?!(ち○かわ)
おい!!それならおまえの人生は?!?!誰が生きてくれるんや?!?!?!なぁ!!!山本ォ!!!!
と思わせたあとに最後ちゃんと優の人生を歩み始めて良かった…そうさせたのはきっと、カバン振り回してスキップした男の姿だと思うんですけどそこんとこどうですか?!?!
そして終盤、山本が会社近くのカフェに呼び出されたシーン。
人は一度に摂取できる𝑲𝑨𝑾𝑨𝑰𝑰の許容量をオーバーすると笑いが漏れることがわかりました。あの「すきなのぉ」はヤバい。
わたしは、アイスコーヒーに、なりたい。
来世はアイコになります。
最後に青山と再会した時、今まであんなに飄々として掴みどころのなかったヤマモトが、「友達のままでおりたいやん…」って声を震わせた瞬間愛しさでどうにかなるかと思った。
握りしめられた白衣の皺が愛おしかった。
そこで臆病さ見せてくるのはずるいやろ、全然許しちまう、今までの音信不通は全部チャラやおれたちズッ友!!!!!
はぁぁぁあええ天気やなぁぁぁぁぁあ
👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍
追記
ヤマモトの関西弁、東京の訛りが混ざりつつあるのが東京暮らし長いんだろうなって感じでリアル。
そして時々ヤマモトの関西弁のイントネーションが微妙に移る青山、かんわいい。これが相互作用……
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