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ロックダウン解除後、コロナについて思うこと。
ロンドンは、ずっと一日の感染者数が50とかそんな数字が続いています。イギリス全体では500とかですが、検査数もいつの間にか1日10万件以上に増えていて、まずまず悪くない状況といったところです。ロックダウンも大分緩和されてきました。
でも、緩和されたからといって「パブでパーティー↑↑」という気にはなれません。いくら若者は重症化しないと言われても、少しでも懸念があるなら「絶対にコロナをもらいたくない!!」というのが本音にあるためです。
一方で、長期化することを考えるとそうも言ってられなかったりします。
ロックダウン以降、私は未だに公共交通機関は使っていません。ロンドンの地下鉄の空調の悪さや狭さを考えると全然乗る気にはなれない。
けれども、テムズ川を流れるボートならば、外気が入る席もあり、是非乗ってみたいです。
レストランも行く気にはなれないけど、少人数のピクニックはよく行ってるし、外にテーブルがあるレストラン、感染対策をして広さが十分にあるレストランなら行きたいなっと思ってます。
ショッピングは基本人数制限してるので問題なく行っています。
要はそういうことなんだと思います。
物によってケースバイケース。一概に〇〇はダメとは言えない。
私は日本の今の状況について「感染数増えたから自粛要請!」「検査数が増えた状況だから今は安全な状況だ」のどちらの意見も腑に落ちていません。
世の中は、どちらも筋が通っている部分があり、白黒つけがたい意見に溢れている。私はその意見に白黒つけることよりも、違う意見を共存させて前に進んでいくことの方が大切だと思うのです。
コロナの件ならば、今は「どういうことをすれば、無理なく活動を続けていられるのか」を深く追求していくことが必要なのではないかと思います。そして、そのサステナブルな生活を試行することこそまさにコロナという未曾有の出来事が私たち人類に問いかけている課題であり、コロナから唯一得られる前向きなことなのかなと思います。
以前なら微熱なら大事な条件があれば仕事に行ったけど、今は替の効かない芸能人でも体調不良の休みは推奨される。テレワークなんて考えもしなかった企業が、働き方の選択肢を増やそうとしてる。家の環境をよくすること、自然の大切さも分かる人が増えてきた。社会の不平等が露呈されそれに本気で怒る人が増えた。
コロナを期に、そういった試行錯誤が増えて、以前よりも優しい社会になってくれることを切に願っています。
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