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Netflixで見れる私的オススメ作品 Vol.5

 動画配信サービスNetflixで見れるオススメ作品を紹介します。

 簡単に短く紹介することを主としますが、個人的な感想もネタバレがない程度に書いてみます。具体的なことは書けませんが、悪しからず!

 また、投稿時には見れたけど、(おそらく)契約の関係で視聴終了となっている可能性もあるのでご注意を。

 ありがとう、テンプレ。

■どっかに置いてきた

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12歳の夏、仲良しの少年4人は森の中へ死体を探しに行く……。“ひと夏の思い出”を経て大人へと近づいていく少年たちの友情を描き多くの共感を呼んだ青春映画。――Netflix紹介文より引用

 進学だとか受験だとか就職だとか、なんだか生きてると色々あるじゃないですか。ほいで、なんかある度に一旦棚に上げて、とりあえず受験とかしてきてたと思うんです。

 だけど棚にあげたもんを、どっかのタイミングで取り忘れちゃったんだなーって思うんです。で、今になるとそれって二度と取り戻せないんだなって実感するんです。どこに置き忘れてきたかもわかんないしね。

 この映画は名作です。それとなくはっきりと、置き忘れてきたことを教えてくれます。

 秘密基地や友達だけでどこかに行く冒険感、お小遣いを出し合って買うおやつなどなど、細かいシーンでも視聴者それぞれの夏休みを思い起こさせるのに十分。

 でも特に共感できたのは、冒頭は自分の住んでいる町がすべてで世界そのものだったと言っているのに対して、最後は小さく狭く感じているところ。これめっちゃわかる。少しだけ地元を出ただけなのに、戻ってみるとこれまで全部だった場所がめちゃくちゃ狭く感じるっていうあの感覚。

 普通に考えれば手持ちのマップが広がって、これまで全部だった場所がその手持ちマップの一部になるわけだから、狭く感じるのは当たり前なんだけど、あの感覚って不思議ですよね。

 主人公(ゴーディー)も友達3人(クリス、テディ、ゴーディ)も、子供のころよく遊んでた“あいつ”に見えてくるんじゃないでしょうか。

 もう二度と戻って来はしないですが、本作を見て少しだけでも思い出すのは乙でいいものです。センチメンタルなのかノスタルジックなのか、なんとも言えない感覚をぜひ一度味わってみてください。

 テーマソングの『STAND BY ME』も言わずもがなの名曲。だからこそ、エンドロールまでばっちり観ること推奨です! 青春の余韻がえげつないことになっています。

 あと、若い時のキーファー・サザーランドが見れますよ。

 

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