シェアする落語
今日は「シェアする落語」に行ってきました。ピザをシェアするように落語をシェアするという意味と、SNSで落語って面白いよ、ということをシェアするという2つの意味を込めた落語会です。そのために、シェアタイムなるものがあり、なんと噺家さんを撮影できるのです!
※普通の落語会ではいけません。許可のない録音、撮影は禁止ですよ。
だからこそ、この会のファンです。シェアタイムはトークタイムでもあるので、落語に対してのアプローチの仕方や、稽古の仕方や、他の噺家さんとのエピソードがあったりと、とても楽しめます。
粋歌さん、小痴楽さん、寸志さんに続いてこの会は私は4回目。で今日は正太郎さん。
まずは「時そば」。
もうなんで知ってる話なのに、こんなに笑えるんだろ。
うまく一文をごまかしたのを側で見ていた男が、途中で「不可解」って言うんだけど、その一言がとっても効いてた。こういう何気ない言葉のチョイスとか、間とかが凄く面白い。また、蕎麦をすすって体が温り、洟をすするとことか、ちくわの事を小言で言うとことかも描写が細かくて凄く好き。
「尻餅」
鳳楽師匠で聞いて以来の2回目。餅をつく時の手(腕)の使い方とか、あんなだったけ? んーー覚えてない。正太郎さんは、手の平とか甲とか使っててとてもリズミカル。といっても、あまり比較する材料がないんだけど。さげはなんとオリジナルだそう。
とここで仲入り。その後はお待ちかねのシェアタイム。
こんな風にサービスしてくれてグラビア撮影会(笑)。
さ、もう一席。
「佐々木政談」
子供なんてのは相手が偉い人だろうがケロっとしていて、大人がオロオロするのが面白い。
で今回は初めて打ち上げにも参加。一人で申し込んだけど、兼好師匠ファンの方が何人もお見えで、楽しく過ごせました。来場者プレゼントのポストカードにサインもゲット〜!! 今度は友達とシェアしたいな〜。
正太郎さんは絵もお上手で、来場者プレゼントのポストカードの裏には落語のネタを沢山盛り込んだイラストを描いてます。
人柄もとっても良くて、気遣いも素晴らしく、どんどんファンになりました。もっとこれからも彼の会にも行こうと思います。
ちなみに今日のコーデ、帯周りのみです。冬なのでお手製の蜜柑の帯留めで。
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