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わたしのコミュ障の分析

村の温泉に行ったら、ちょうど地元のおばあちゃんが集合する時間帯だったみたいで、みなさん浴槽全エリアにくまなく分散のうえお喋りを楽しんでいらっしゃった。。顔に笑顔を貼り付け、ただし誰とも目を合わせず、超小っちゃい声で「こ、こんばんは・・・」と呟きながら突っ込みました(数人は返事してくれた)。

わたしはコミュ障なので、こういう状況はめっちゃ苦手なんです。こういう状況とは、利害関係があるかもしれない人(同じ村民なので)との当たり障りないコミュニケーションが必要な場面。

人見知りじゃないので、逆に全く知らない&今後も関わらないであろう人なら大丈夫なんだけど。

で、誰とも目を合わさないように、かつ不機嫌に見えないように顔を装って湯につかりながら、具体的に何が苦手なのか考えてみた。

身近にすごくコミュ力の高い人々がいるので、彼らとわたしの違いはなんだろう? と思ったんだけど、最近気づいたのが、彼らに比べてわたしは極端に本音と建前の使い方が下手。というか、本音と建前がなかったです。

彼らを観察したり喋ったり、質問したりしてだんだんわかってきたんだけど、人は日常生活ですごくナチュラルに本音と建前を使ってるんですねー。場の空気に合わせて、相手の意向に合わせて話を進めながら、自分の得たい情報を得たり、情報提供をしたりしている。大事な情報以外については、自分の思ってることと違っても聞き流したりできるんだなぁ、と。

改めて考えると、これってすごく合理的だし、誰も傷つかないし、動揺しないし、いいよね。

でも、わたしはそういう能力が低い。できないんですよね。客観的に見れない。だから、人と喋ったりするとき、いつも一問一答、一挙一同に全力投球すぎる。

これはもう生まれ持った能力の問題なので、付き合っていくしかない。んだけど、自覚ができればかなり道は拓けるとも思っていて。あんまり悲観してるわけでもない。

今後、本格的に山暮らしを始めると、たぶん集落の年配のみなさんとお付き合いしなきゃいけないので、わたしにとっては大変なんだけど、わたしはわたしができる範囲でしかどうせできないので、自分のコミュ力のなさを自覚しつつ、対策しつつ、うまくやっていこうと思います。とりあえず思いつくのは、

・「人とコミュニケーションとるのが苦手」を積極的に公言する(これは相手に知ってもらう&自分が頑張りすぎない予防線)

・社交の場に行く回数を減らす。大事なのだけ行く。(必要以上にHPを削らないため)

・社交の場に行ったらできるだけ客観的に。巻き込まれすぎない。その場でできなければ、帰って一人になってクールダウンしてから振り返りの時間をもつ。(後の混乱や動揺を防ぐため)

かな。がんばる!

写真は今日行った温泉施設・さぎり荘の設計を担当されたウエガイト建築設計事務所さんのブログからお借りしました。めっちゃきれーな施設なんだよ!

ウエガイト建築設計事務所さんのブログ
http://uegaito.exblog.jp/15785880/

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イトウチアキ
ギリギリ東北の山の中で、半自給自足、動物との暮らしを実現しようとしているフリーターです。日々の雑感や、田舎暮らしライフハック的なことも書けたらいいなぁと思っています。 現在のアカウントはこっち https://note.mu/itouciaki