空間4つドーナツの衝撃 【#現代4コマ】
ドーナツに、空間が4つある。
ぷらりねによる作品「ドーナツ」は、現代4コマの中でも特に衝撃的な一作です。
ただのドーナツではなく、空間が4つあるドーナツ。
一体どんな意味が込められているのでしょうか?
そもそもドーナツとは
ドーナツといえば、穴がひとつというのが象徴的な要素です。
しかし、最近では穴のないドーナツも見かけるようになりました。
ぷらりねの「ドーナツ」は、そんな「穴のないドーナツ」に対する強烈なアンチテーゼです。
穴を増やすことで、ドーナツの本来の形に問いかけるこの作品は、「現代4コマ」でありながらも、新たなコンセプトの「現代ドーナツ」を提案しています。
4コマとしての革新性
この作品はドーナツの表現として革新的なだけではなく、4コマの枠を超えた存在でもあります。
通常、4コマ漫画といえば枠の中に物語が収まっていますが、現代4コマでは必ずしもそうである必要はありません。
このドーナツは、その自由な発想の到達点とも言える作品です。
ドーナツの4コマ?
作品タイトルは「ドーナツ」ですが、ここで描かれているのはひとつのドーナツです。
それでも私たちはこれを「ドーナツの4コマ」と認識します。なぜでしょうか?
それは、ドーナツの本質は「穴」であり、その穴を4つに増やすことで、ドーナツそのものが4つのコマに分割されたように感じられるからです。
真の4コマ
この作品は、真の意味での4コマなのではないでしょうか?
未来においても、このスタイルが4コマのスタンダードとして続いていくでしょう。
しかし、100年後にはこの概念が揺さぶられる瞬間が訪れるかもしれません。
パンナコッタの4コマ
100年後、穴が4つ空いたパンナコッタが描かれる「パンナコッタの4コマ」が登場すると、4コマの価値観は大きく揺さぶられるでしょう。
その時、ドーナツの4コマは一気に古いものとして扱われるかもしれません。
いくら革新的なものであっても、時が経てば古く感じられる瞬間が訪れるのです。
ドーナツの4コマもまた、いつかオールドファッションになる日が来るでしょう。