ふくしゅうするは我にあり アルミホイルのレリーフの巻
itotokiは、絵画造形教室(本部)からリリースされた課題と作業手順に沿って、レッスンのための試作を行います。
それは、つまずきポイント把握のためだけではありません。試作をすることで、課題の魅力を伝える言葉を得ることもできるのです。
しかし、レッスンを一つ終えた後でも、トライアンドエラーを続けた課題があります。それが、今回の「アルミホイルのレリーフ」です。
Itotokiは、アルミホイルという日用品が、まるで鍛金で作ったかのようなレリーフに変身することに面白みを感じていました。
しかし、レリーフの盛り上がり部分に指定されていた素材は、厚ボール紙で、この厚みではレリーフとしての効果があまり出ませんでした。鍛金風には程遠い仕上がりです。
1レッスンやってみましたがうまくいきませんでした。
そこで、レリーフらしい仕上がりになるよう、試作を重ねました。
盛り上がり部分にナイロンの網状のものを使ってみるのはどうか?
盛り上がり部分の厚紙を粘土では?
コルクは?(画像は試作の1部です)
一つの結論は、缶飲料に使われているようなダイヤカット状にしてみることでした。
鍛金のレリーフとは違いますが、キラキラ感が増して気分が上がりそう!
これで、1レッスンやってみましたが・・・
はっきり言って手順がストイックすぎ、うまく行きませんでした。
この課題について、10日間くらい考えたと思います。
自分なりの落としどころは、小学生の場合は、ダイヤカットではなく、ダイヤモンドそのものを作ってみることにしました。アルミホイルのキラキラと関連性ができスッキリしました(ヘッダーの画像は再制作したものです)。
幼児の場合は、優勝メダルとして加工してみると、レリーフであることの説得力が増すような気がしました。
1レッスンごとに、次につないでいき、最後には手応えを得ることができました。
うまくいかなかった時、自分で復習することが大事なのだとつくづく思います。
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