糸紡ぎとの出逢い・なぜ糸を紡ぐのか
糸紡ぎとの出逢い
長男を産み、産後1年半後くらいに1人でゆったりと過ごす時間が欲しくて、そんな時に自由に織物を楽しめる「さをり織り」に出会いましたが。その時々気になる色を自由に1日織る時間は本当に楽しく、満たされました。それ以降何かしら、「手を使う・糸」には惹かれて、織物、曼荼羅作りなどたまにしていました。
2020年の1月にインドのアーメダバードに行った際に、1週間毎朝6時から1時間糸紡ぎを5歳から糸を紡いできたZankhna didiという女性に教えていただきました。ほとんど言語は通じ合わない中、糸を人生と例え、「急がないように、一歩一歩、ちゃんと意図を持って、集中して」と日々じっくりと教えてくれました。そして、ガンディーアシュラム(道場)を訪れると、ガンディーが何十年も糸紡ぎを重要視し、毎日1位時間以上一緒に住む人達と祈りのように糸紡ぎを行い、その行為と思想をインド全国に普及しようとしていた事を知りました。
トツキトオカ糸を紡いでみよう
私自身は、3人のこどものお産を通じて、「自分自身と向き合い、満たし、主体的に判断しできる事をする」大切さを体感しました。「糸紡ぎは」開眼瞑想とも言われていますが、いつでもどこでも持ち歩けて、わずか1分からでもできます。シンプルでありながら、その日の状態が糸紡ぎに現れ、自分の呼吸や体の状態にも気づきやすいです。また、私自身は糸紡ぎを通じて、綿・種や衣類・環境について考えたり、インドをきっかけに世界中の糸紡ぎやその文化背景(例えばタイの農村では、農業の傍手で紡いだ糸で作ったモノは嫁道具として娘に渡されたなど)を知る発見と探求の日々です。
自分自身がトツキトオカ糸に触れる中でどういう世界が観れるのか現在実験中を楽しんでいます。
トツキトオカ紡ぐ様子をインスタでアップしてます。糸と私の日々です。
https://www.instagram.com/mybirthdesign/
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