「ito therapy sessionプログラム」のこと(6)
~「わたし」の声を聴く時間~
ito therapy sessionのプログラムのひとつに、
「アーニのワーク」があります。
これは、個人セッションでもグループセッションでも入るタロットセッションのプログラムです。
「アーニのワーク」は、対話のワークです。
タロットを使って、自己対話をする時間です。
タロットは占いのツールとして有名ですが、
ito therapy sessionのワークではタロットで占いをするわけではありません。
ito therapy sessionで用いるタロットの立ち位置は、
いち、参加者です。
タロットはセッションに参加するみなさんの、対話のサポート役です。
タロットは、思いがけない気づきを起こしてくれます。
自分の心の中の、「今自分に一番伝えたい声」を見せてくれます。
「アーニのワーク」はそんなタロットの特徴を用いて
私の中の「わたし」の声を聴くワークです。
「アーニのワーク」も、内容のアイデアは考えれば考えるだけ
浮かんできます。
ワークを考えていると、同時にタロット自体の理解が深まるので、
とても勉強になります。
タロットは知れば知るほど興味が募ります。
知れば知るほど、その力、能力の奥深さを探求したくなる
魅力的で存在感のある相棒、仲間です。
「アーニのワーク」の中でのタロットの立ち位置は、
いち、参加者であり、
予想外の奇跡を起こす魔法使いのようでもあります。
けれど実は、その奇跡を起こしているのは「自分」。
タロットは、「自分」の心の中から、一番大事な部分を取りだして、
これだよ、とそっと差し出してくれます。
けれど実は、「自分」の中の「自分」がその大事な部分を「自分」に向けて
掲げている。
心の底にいる「わたし」自身が、
心の上層にいる「私」へ、
「今、これを伝えたいよ」、と
「今、この話をしようよ」、と
訴えているのです。
その声に耳を傾け、受け止めていく。
その声の意図をすくい取り、
その声について考えてみる。
そんな「自己対話」の時間を、大切にしていく。
ito therapy sessionのプログラムには、
「私」と「わたし」が隣り合わせで一緒に語り合う時間があります。
ひとりきりでは気づきにくい、「わたし」の声。
普段は見逃しがちなその存在に、
そっと気づいていく。
そして、その声を聴き、受け止め、受け入れていく。
繊細でささやかで、けれどもかなりの影響力を及ぼすその声を
真正面から受け止め、受け入れたとき、
本当の私が花開く。
ito therapy sessionは、予想外の未来へのみちしるべ。
「私」と「わたし」が手を取り合って、
光の道へと進んで行く。
セッションのエンディングはそんな景色が浮かんでくるよう。
温かで清々しい空気に包まれたあなたの後ろ姿を思い描きながら、
私も楽しみながらワークを作っています。
いつもの場所で、「わたし」と出会う
ito therapy
その声に続く道
ito therapy session - 輝く未来へ~art&tarotで「私らしい」に出会う旅 (jimdofree.com)
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