いつかの1.17
24年前、神戸を中心として大きな地震があったそうな。
もちろん、僕は生まれていないから、その大震災を体験してはいない。
母や祖父母、親戚から聞いたり、TVや新聞、はたまた現代社会の教科書で見たことがあるだけ。
あくまでも伝聞した事実でしかない。
だけれども、毎年この日が近づくとなぜかそわそわしてしまう。
その時に生まれてもいないし、10年、20年とこの町に住んだことがあるわけじゃない。
なんでだろう。
考えてみた。
ひとつ出た答えとしてあるのは
神戸っていう場所には家族の想い出や記憶がたくさん詰まっているから、その町が好きなんだし、大切なんだと思う。
だからこそ、24年っていう月日が経過して、少しずつ忘れられていってしまうのが嫌だったのかな。
地域への愛着って誰が住んでいるかどうかでだいぶ変わるんじゃないでしょうか。