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宇宙版fallout『アウター・ワールド』は買いなのか
発売日から寝ずにクリアまでプレイしました。そこで思ったゲーマー視点での『アウター・ワールド』は買いなのか?を述べていきます。
9時間56分でクリアしました。#アウターワールド#TheOuterWorlds pic.twitter.com/LtIMI8ICmP
— のりじろ@凡人系エンジニア (@ito_noriziro) October 25, 2019
はじめにアウター・ワールドとは
『The Outer Worlds(アウター・ワールド)』は、Obsidian Entertainmentが開発しPrivate Divisionによって発売される、1人プレイ用の ロールプレイングゲームである。[フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用)]
制作会社のObsidianは『Star Wars: KotOR2』や『Fallout: New Vegas』、『Dungeon Seiege III』など大作RPGシリーズモノを手がけてきたスタジオです。名作RPGを数多く生んできたスタジオ。この会社が新規タイトルを出すとのことで注目していました。
実際買いなのか?
買いです。
が。。全員にお勧めできるゲームではないです。
"雰囲気や会話が好き"なら買い
"戦闘を楽しみたい"なら買うな
会話重視のゲーム内容になっています。
とにかく会話が多いです。そして起こる会話全てに選択肢がありプレイヤーが選択していく必要があります。
プレイ時間の半分以上は会話をする時間でした。
例えば
町に電気を流してと頼まれ電気を流すと、敵の村長を殺せだの辞めさせろだのって話になり、じゃあ説得してどうにか円満解決したと思ったらまた「あー」だの「こう」だのと更にトラブルに巻き込まれていきます。
2勢力が争っているところに主人公が足を運んで解決することがこのゲームの基本の流れです。これがストーリーの進行するにあたって解決する勢力が変わるのですがどの勢力もどこか頭がおかしい。
そんな頭がおかしい言い分を聞き、主人公であるあなたが善と悪を決めていくのです。
プレイヤーが選択しないといけないのです!
プレイヤーが選択しないといけないのです!
選択するためには材料が必要です。
町の住人から聞き込みをし「過去何があったのか」や「未来をどうするのか」の情報を集めたり、秘密の場所に潜入して機密文書をこっそり見たりします。
そしてプレイヤーはやっと選択できるのです。
ちなみに、少しネタバレになりますが選んだ選択肢のその後がエンディングで流れます。好きに人にはめちゃくちゃ刺さる演出なのでは。
これが面倒と感じず面白いと感じるのでしたらもう読まなくていいです。『アウター・ワールド』を買ってください。
以下ゲームのレビューです
良かったこと
・めんどくさい奴のストーリーは頭を吹き飛ばせばスキップできる
私は戦闘狂です。そんな私がエンディングまでクリアできたのはこれです。どうしてもいけ好かない奴がいます。とにかく長い。聞くだけで嫌悪する。そんな時は棍棒をふれば全てが解決します。
・オリジナルの武器がつくれる
『アウター・ワールド』の世界にはたくさんの武器が手に入るほか、たくさんの武器パーツが手に入ります。これを組み合わせてオリジナルの武器を作るのは最高です。
・塩対応とかガバガバとか翻訳が遊びまくっている
翻訳までカオスワールド。
・味方NPCが戦ってくれる
すごい。他ゲームのNPCは壁に引っかかって動けなくなったり勝手に敵に飛び込んで蜂の巣になったりするのに『アウター・ワールド』ではストレスを感じつことがありませんでした。むしろ、世界のウンチクを語ってくれたり新しいミッションをくれたりと最高のパートナーとして『アウター・ワールド』を盛り上げてくれました。
・バグがない
当たり前と思った方、これすごい大事なんですよ。最近発売したオープンワールド系のゲームは全てバグだらけでした。『アウター・ワールド』はバグがない。最後まで問題なく遊べました。
・道やストーリーに迷わない
『アウター・ワールド』はオープンワールドではなくステージ選択タイプです。しかし、マップはオープンワールドと思うぐらい自由に動けるようになっています。そのためオープンワールドの自由に探索する要素を残しつつ、無駄なスペースがないようデザインされているように見えました。これがオープンワールドの正しい形なのかなと思ったほどです。
・女性がかわいい
か。。。海外ゲーなのに!?
残園だったこと
・翻訳が気になる
「これ機械翻訳みたいな文章だな」と思ったところが後半につれて見るようになりました。登場人物の9割がサイコパスで頭がおかしい世界なのでこれが正しい翻訳なのかもしれませんが文章を読むのがとても大変でした。追加に『アウター・ワールド』の専門用語も多く飛び出し難読性が増していた印象です。あと、いいゲームだけに日本語吹き替えも欲しかったー!
・敵がワンパターンな印象 見た目も
敵が『人間』か『犬』か『ロボット』ぐらいしかパターンを感じませんでした。なので中盤からワンパターンな戦闘になり戦闘面で飽きを感じました。
・視点が低いためFPS(1人称視点)酔いしやすい
とにかくキャラクターの視点が低いです。そのためかすごく酔いやすいです。TPS(三人称)モードにすることができないためFPS酔いから逃れることができません。
最後に
冒頭でもいった通り『アウター・ワールド』は買いです。
戦闘ではなく会話メインのゲームなところが人を選ぶのでそこだけ気をつけてもらえればと。
以上です。ではではー