ITエンジニアに向いている性格とは
業界や職種に向いた性格というものがあります。
私はITエンジニアの人間ですがこの業界に向く性格の人はどういう人なのかはハッキリわかります。
今回はこれを解説したいと思います。
ズバリどんな人
"ネチネチ"細かく文系の女子に嫌われるタイプの男です。
これは学生時代を思い出すとイメージできると思います。
またはアベプラの討論とかが大好きで、コメントも率先して書くような人です。
言い方を変えるとロジカルシンキング(論理的な思考)が得意な人です。
論理的な思考というのは「〇〇だから××である。××だから▲▲である。・・」というように正しい事の根拠を連鎖的に組み立てていく思考です。
特に理系科目は論理的思考を使います。
歴史の授業と算数の授業を思い出してください。
確実に信じられるものというのは本来自分自身の知覚で感じ取れたものだけです。
例えば歴史の授業で学んだ事は「先生が言った」「書籍に書いてあった」等で皆さんに伝えられてきたのではないでしょうか?
ただ「こうです」と言われただけでそこに論理的な思考はないのです。
実際に体験していない限り本当にそうだと言える確証はありません。
それに対し算数は論理的な思考に触れる学問です。
「1 + 1 = 2」これは具体的に目に入る物体が2つ並んでいたら視覚で理解し1 + 1 = 2は正しいと言えると考えられます。
「1 + 1 = 2は正しいと言えるのであれば、、」というものを根拠に応用していけば四則演算や分数や少数も疑いが無く理解出来るのです。
なぜロジカルシンキングは"ネチネチ"しているように見えるのか
ロジカルシンキングは学問の性質としては信憑性が高いのですが、日常生活で何かをテーマに会話する時はウザがられます。
例えば「女性専用車両ってどう思う?」等男女で対立しそうな話題になった時こんな内容を話したらどうでしょう。
「差別だと考えられる」
「差別とは変えることの出来ない性質で区切って有利不利な状況を作る事と定義しましょう。」
「女性は車両を全て選択可。男性は一部。つまり満員電車を避けにくくなる。これは男性にとって不利と言えます」
「つまり性別で区切り、満員電車を避けにくくなる状況を作る女性専用車両は差別といえます。」
どうでしょう。文理が分かれる前の中学とかでこんな話し方をする奴は女子にモテたでしょうか?
他の話題でもそうです。
「放課後合唱祭の練習をしよう」と女の子が仕切りだす中、
「そもそも合唱祭で上位に入りたいのはなぜですか?」
「毎日1時間それを10日練習したら、通算十時間失いますよね?それに匹敵する具体的な快楽ってありますか?失うものは受験勉強の10時間ですけど」
こんなの嫌われることは容易に想像できるでしょう。
「ごめん。忙しいから帰る」くらいのほうがいいです。
学問では信憑性が強いロジカルシンキングは対立時の会話では大きな武器になります。
さらに日本では女性が文系である率が高いです。
苦手な思考を要求される話し方で責められるように感じるため女性に嫌われやすいのです。
何故ITはネチ男が向いているの?
ソフトウェアはプログラムで作られます。
プログラムはコンピュータに与える単調な命令の書式です。
その単調な命令を組み合わせて、世の中で使われるシステムが出来上がるのです。
作っている製品は論理的な思考の塊であり、それに対しての設計をし議論し、顧客へ説明するので毎日毎日ロジカルシンキングが要求されます。
この考え方が嫌いな人。前述のネチ男の会話がうざいと思った方は地獄の毎日です。
実際、顧客から以下のように詰められることはよくあります。
「もしxx状況の時も正しく動くといえる?」
「先ほど説明していただいた設計だと、こうなってしまうと思うんですけど、安全だと言える理由を説明してください。」
「・・えwそれじゃ全然根拠にならないじゃないですか?」
「考慮が漏れているってことじゃないですか?」
このように顧客も大体ネチ男です。
↓ここで解説している通り大体IT企業の顧客もIT企業またはIT部門担当者なのでネチ男の巣窟です。
逆に言うと感情的で曖昧なもので物事が確定してしまう事がないです。
ドラマによくある「君のプレゼン、、よくわからないけどハートを感じたよ」みたいな事は絶対ないです。
ここまでで何となく自分が向いているかいないかが分かると思います。
向いてるかもって思う人
まずは論理的な思考とプログラムに触れてみよう。
C言語は歴史の長い言語でありながら、世にある多くの言語の始祖となる言語です。
これを学べばかなり潰しが効きます。
興味がある方は是非学んでみてください。