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おむつなし育児は、子どもとの幸せなコミュニケーションのために。

おむつなし育児を初めて、一年半ほど。
息子が生後2週目からおまるでの排泄にトライしていたこともあって、
育児の中心は「おむつなし育児」だなぁと改めて思います。

「おむつなし育児」とは

「おむつなし育児」と聞くと、「おむつを外して垂れ流しで・・・」と想像されがちですが、実際はそうではありません。「なるべくおむつの外で自然に排泄させる機会をつくる育児」と言う方がより正しいでしょう。「おむつなし育児」は、昔から実践されてきた、赤ちゃんにとって健康的で気持ちのいい排泄ケアです。布おむつ、パンツ、そして、紙おむつを上手に使いながら、なるべくおむつの外で排泄する機会を増やしてあげるのが「おむつなし育児」です。きっかけは、先輩ママたちから、良いよ〜!とおすすめされたことでした。
おむつなし育児研究所ホームページより


我が家のおむつなし育児グッズたち

きっかけは先輩ママたちからお勧めされたことでした。

赤ちゃんの尿意や便意に気づいてあげたい、と「おしっこしたかな?うんちしたかな?」と意識を向けると、親は子どもをより観察するようになる。
すると、「急に静かになったな」「力んでる」「いきなり泣き始めた」「ちょっと涙目になってる」など、サインがだんだんと分かるようになってきます。

その瞬間に、おまるへダッシュで連れて行く。
我が家の場合は「うんうん、しーしー」と掛け声をします。
してくれば「キャッチしたー!」とガッツポーズ。

キャッチが成功すると、通じ合えたとと嬉しい気持ちでいっぱいに。
言葉も喋れない段階だからか、喜びもひとしおで。
そんな、心を通わせることができる瞬間が増えることが、
おむつなし育児の醍醐味かなと感じています。

親にも「子どもと心が通ってる」という自信や、
家族の中で、「私たちチームだね!」と、連帯感も生まれました。
結果、排泄が「汚い」「臭い」ものだというのではなく、
大事なコミュニケーションになる。

子どもにとっても、「排泄のタイミングを気にかけてもらってる」という安心感、そして信頼関係のベースができるのだといいます。
そして何より、おむつの中より外でする方が気持ちいいですよね。
(人間の本能だというお話も講座の中では聞けました)

現代では、紙おむつが便利すぎて、長時間何度も排泄をしたままのおむつをつけている赤ちゃんが増えていて、なんと、腰痛になっている赤ちゃんも・・・!
おむつが外れる年齢が上がっているのもそれが原因という説も。。。。

余談ですが、おむつなし育児研究所の代表である和田智代さんは、
年に数度、一日中、自分でオムツをしてみて、実験的に排泄後のおむつをして、
赤ちゃんの気持ちになって生活するそうです。

おむつで排泄するってどんな気持ちかな?と感じるためだそう。
和田さん自身のおむつなし育児への姿勢というか、
根底がすごくすてきだなあと思います。

ニュージーランドでのおむつなし育児と布おむつのこと

1日に出る紙おむつのゴミの量と重さに驚いた経験から、できるだけ布を使おう、と思っている我が家ですが、ニュージーランドの同じエリアに住む同期ベイビーたちも4人中4人が布おむつを使っているなど、肌感覚ですが布おむつが多い印象を受けます。理由は経済的だしエコだから、と。

エリアで一番人気の幼稚園は、なんとゼロウェイストを掲げていて、布おむつがマストだったりも。(!)

一般的なスーパーのベービーコーナーにも、紙おむつと並列して、布おむつが売られています。(バンブー素材で作られていて汚れも落ちやすいです。)

また、ママ友たちに、おむつなし育児のことを話せば、「なになに?」とみんな興味津々。会えば「その後おむつなし育児はどう?」と進捗を尋ねられる状況に。

ちなみに同じオセアニア地域の国バヌアツでは、なんと!2019年以降、使い捨てのおむつが使用が禁止されています。画期的だけど、衝撃的。

基本的には布おむつを使う我が家ですが、外出時や日本に帰国した際などは、紙おむつに頼りっぱなしのことも。気持ちの余裕のために、無理はしない、と決めています。初期に何度が外出時にも布おむつ挑戦しましたが、汚れた布おむつを持ち運ぶことと、帰宅後にする洗濯の心の負担が大きく挫折。疲れてる時は、潔く今日はお休み、と決めています。

新米ママですが、おむつなし育児の考え方は、
排泄という人間の尊厳にも通じていて、大切な眼差しを教わりました。
心から出会えて良かった育児法だなと思っています。


(おまけ)我が家のおむつなし育児歴
1ヶ月 おむつなし育児スタート。

5ヶ月 黄金期絶頂期✨全てのオシッコをキャッチするという快挙も👏。排泄する時の表情が読み取れるように。まだ歩けず寝たきりの状態で、興味がまだ出てない状態だからこそ、排泄に敏感だからこそ。

11ヶ月 座って排泄をするのが嫌いに。(ちょうど歩けるようになったのと同時期)
これ以降、ポーローおまるに座ってくれなくなりました。これ以降はおりたたみ式の便座を持ち歩いています。
シャワールームで、おしっこをするようになった。うんちは、服の裾を引っ張って教えてくれたり、ルーティンでキャッチでかることもあるけど、おむつの中でするのが増える。うんちのキャッチ率は30%ほど。

17ヶ月 チッチというようになる。トイレの合図を出す。連れて行って座らせると排泄をすることが多くなる👏保育園でも先生に合図をするように。

20ヶ月 イヤイヤ期がやってきたのと相まって、トイレもイヤイヤになってしまいました…。トイレ行く?→イヤ!と言われるばかり。(今ここで排泄周りの悩みが絶えません、、、、)