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母の手芸作品たち

年末年始、帰省中。実家には母が作ったものが色々ある。母は器用だ。

食器棚に。

幼い頃から母が洋裁をする姿は当たり前で、中高生以降、自分で買った洋服はいつもサイズを直してもらっていた(今も)。

自分が手芸に傾倒するのは環境による事は明らかで、母に似て器用だね、と言われると嬉しいけれど、技術は習得で遺伝しない事を残念に思う。母の技術は自分にはない。
感覚は遺伝するのだろうか。
母とは好みが異なるけど、手先の感覚は?と不毛な考えごとができるのは家事をやらなくてよくて時間があるからで暇は最高で、つまり、母に感謝だ。

玄関に。

いつか私も母のようにお正月に動き続けなければならない日が来るのだろうか。というか、今から手伝えよ、な。

読書をして、手芸をして、子どもと人生ゲームとオセロを何度もして、食べて、寝る。
母親であると同時に子どもにも戻れる場所があるというのはありがたい。

今読んでいる好きな作家が賞を取ったようで嬉しい。今年は今まで読んだ事がない人を読んでみようと思っている。偏り過ぎるから。

この鏡のカバーがすごく好き。

実家には母が集めたはぎれも沢山ある。
幼い頃聞いた母の夢ははぎれ屋を開く事だった。
もう物を増やさないように始末して暮らしている母だから、新しく買い足す事はないけれど、気前よく何でも分けてくれるおかげで、私は布をほとんど買わなくて済む。
布を見てると心躍るな。

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