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泥臭く

10月15日に開催された
パリ五輪代表選考レース
マラソングランドチャンピオンシップ!

TBSでは
男子のレースを中継しましたが
私はU-NEXT配信で実況しました。

解説でご一緒したのは
城西国際大学女子駅伝部監督の森岡芳彦さんと
元800m日本記録保持者の横田真人さん。

マラソン博士と呼ばれるほど
情報やデータに詳しい森岡さんには
横田さんも驚きの連続でした!

マラソン博士・森岡さんの秘密メモ!

朝から冷たい雨が降り続く中
川内優輝選手がスタートから飛び出し
終盤まで独走状態が続きましたが・・・

35キロ過ぎに
東京五輪6位の大迫傑選手など
2位集団が追いつきました。

すると、39キロ過ぎに
Hondaの小山直城選手が抜け出し
そのままリードを保って2時間8分57秒で優勝!

2位に入った九電工・赤﨑暁選手までの
上位2名がパリオリンピック決定!
大迫選手は3位、川内選手が4位となりました。

首都・東京が決戦の舞台

一発勝負のレースで
雨中の決戦を制した小山選手は
ニューイヤー駅伝でも活躍する27歳の成長株!

実は、小山選手と私は
母校が同じ埼玉県・松山高校という縁。
大会前の記者会見での取材では・・・

「エリート選手のいない高校だったから、
 とにかく泥臭くやってきました。
 大学代表としても箱根は走れなかったですし。」

「ホンダという地元に縁のあるチームに
 声をかけて頂いて嬉しかったし
 色々な人に恩返しがしたいです。」と。

顔の大きさが・・・涙

母校も地域では
強豪に数えられてはいましたが
なかなか全国区になる選手はいない。

私が高校生で野球部だった時代は
陸上部のトラックは
ショートの守備位置からセンターにかけての場所。

決して広いとは言えないグラウンドを
色々な部活動のみんなでシェアしながら
練習をしているような環境でした。

だからこそ
この大舞台で結果を出した小山選手には
心からの拍手を送りたいと思います。

大会ポスター

まさに、泥臭くコツコツと。
小山選手の姿勢や人柄が
夢の舞台の切符を手繰り寄せたのです。

ただ、小山選手や赤﨑選手にとっては
『オリンピックでの8位入賞』を達成するために
ここからが本当の勝負となります。

パリ五輪のマラソンコースは
オペラ座~ヴェルサイユ宮殿~エッフェル塔など
歴史的な建造物が立ち並ぶエリア。

泥臭く走り続ける小山選手が
花の都パリでどんなレースをするのか
今から楽しみでなりません・・・!

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