アートメイクのQandA
Q.アートメイクとタトゥーは何が違うの？
深さ：アートメイクは真皮浅層、タトゥーは真皮層に(ターンオーバーの影響を受けない深い層)
使う道具：アートメイクはロータリータトゥーマシン(静か、ブレが少ない)orブレード(手彫り用)が一般的。タトゥーはコイルタトゥーマシン(パワフル、色素を真皮層までしっかり入れられる)が一般的。
色素：アートメイク用は粒径が小さい・数年かけて体内で分解される・体の色に馴染む色合い。タトゥー用は粒径が大きい・体内でほぼ分解されない・高発色。
法律：アートメイクは美容整形として医師法が適応。タトゥーは文化や宗教面、風俗的な側面が多く、医師法の適応外。
Q.ぶっちゃけ痛い？
部位別に痛みの程度を解説します。
眉毛：多くの方が耐えられる程度の痛み。施術中は眉毛を抜かれるようなチクっとした痛みに近い。施術後は痛みよりヒリヒリ感が残ることが多い。
リップ：他の部位より皮膚が薄く感覚も敏感なため、最も痛みを感じやすい。粘膜に近い分、麻酔も効きやすいがピリピリとした痛みを感じやすい。
アイライン：皮膚が薄く粘膜に近いため痛みを感じやすいが、リップより痛みの程度は低い。まぶたにジリジリと触れられているような感覚に近い。
特に眉毛も施術中は寝られている方も多く、麻酔は随時追加できますのでご安心ください。
Q.施術後は腫れる？
肌質やその日のコンディションによって、施術中〜施術直後は赤みや腫れがみられる方もいます。特に敏感肌の方に多い反応です。赤みや腫れは施術後から徐々にひいていきますので、ご安心ください。
Q.金属アレルギーでもアートメイクは大丈夫？
アートメイク施術の際に使用される道具が針であることと、インクに微量の酸化鉄(金属)が含まれていることから、重度の金属アレルギーの方は事前の有料でスクラッチテスト(見えにくい部分にほんの少し色素を注入し、問題がないか確認する検査)をオススメしております。
スクラッチテストの結果がでるまでに3日間程の時間を要するため、スクラッチテストを受けた当日にはアートメイクの施術はできませんので、ご了承の上スクラッチテストを受けるかどうかお決めください。※スクラッチテストは有料です。
金属アレルギーとアートメイクについて詳しくはこちらの記事をご参照ください
Q.アートメイクしていてもMRIは受けられる？
アートメイクのインクに微量の酸化鉄(金属)が含まれていますが、使用しているインクの製造元からはMRI検査を受けて頂いても問題ないとの報告を受けております。しかしながら、MRI検査を受ける場合は必ず医療機関及び担当医師にアートメイクが入っている旨をお伝えください。
Q.施術当日はメイクして行っても良い？
眉毛＆リップ：普段通りのメイクでご来院ください。普段のメイクの雰囲気は好みやご希望のイメージが伝わやすく、デザイン時やカラーを決めるときの参考になります。
アイライン：施術当日はマスカラやアイラインのメイクは避けてご来院ください。
Q.アートメイクの色やデザインは選べる？
はい。
まずお顔の黄金比をミリ単位で算出します。次にその人の骨格や筋肉、左右差、ご希望のイメージなどを合わせながら、その人に似合うデザインに仕上げていきます。
アートメイクは１～３年程残るものであるので、基本的にメイクのベースとなるように入れるのがオススメです。奇抜で個性的、流行りのデザインはオススメできません。
Q.一度入れたアートメイクは修正できる？
レーザー治療、切除手術、内服治療、除去液などを用いた方法で、複数回の施術を繰り返して除去することは可能です。しかし時間と費用をかけても色素を完全に取り切れない場合もあります。アートメイクは１～３年で自然に薄くなってきますが、アートメイクの除去は容易でないことをご理解ください。
過去にアートメイク施術を受けられた方がある方はこちらをご参照ください。
Q.施術日と生理予定日かぶりそう…何か影響はある？
月経中は①痛み・②腫れ・③定着に影響：①痛みを誘発するプロスタグランジンが活性化→痛みに敏感に＆皮脂量が低下→乾燥肌・敏感肌に／②③血が止まりにくくなる→インクの定着率低下や腫れの原因
月経前は皮脂分泌が増加→眉毛の色素定着に影響
⇒月経中でもアートメイク施術は可能ですが、心配な方は予定日を避けてのご予約をオススメいたします。※個人差が大きいため全ての人にはあてはまりません
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