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Niji journeyで絶対やるべきパーソナライゼーション(--p)設定方法と基本 #nijijourney #生成AI #パーソナライズ

Midjourneyでは先に実装されていた機能「パーソナライゼーション」
Niji journeyにもついに先週実装されました!
この機能は少ない生成回数で好みのイラストを出すのには必須級の機能ですのでこの記事で設定を行って体感してみてください。


1. パーソナライゼーションとは?niji journeyでAIアートをカスタマイズ

1.1 パーソナライゼーションの魅力

niji journeyのパーソナライゼーション機能は、ユーザーが自分の好みに合わせたAIアートを簡単に生成できる神機能です。これにより、標準のAIアート生成プロセスでは時間や生成回数が必要だったものが少ない回数で生成できるようになります。
生成回数が少なくて済むということは、使うプロンプトを少なくすることと同義なのでよりイメージ通りのイラストを生成しやすくなるメリットがあります。

1.2 あなたのスタイルに合わせたAI生成

パーソナライゼーションでは、キャラクターのディティールや描写など自分の好みに近い一貫性のあるアートを生成できるようになります。AIがユーザーの設定を学習し、生成する作品の雰囲気を最適化してくれます。


2. パーソナライゼーションの設定方法

2.1 基本設定の手順

パーソナライゼーションは下記URLにジャンプして、出てくる2つの画像から1つを選び評価(ランク付け)していくだけです。
https://nijijourney.com/rank
好みの画像診断みたいな感じです。
評価数が200に到達すると、生成時にコマンド --p で評価で出来た学習を適用することができます。

2.2 より好みのパーソナライゼーションにする為のコツ

パーソナライゼーションの評価はスキップすることができます。
両方好みでない場合はどんどんスキップしていきましょう。
そうすることでより自分の好みに合わせた学習となります。

また、女性・男性など特定のイラストのみ評価している場合それ以外の生成をしようとすると当然パーソナライズの効果は薄くなります。
その為ある程度大きいカテゴリごとに好きな画像を選ぶようにすると幅広い表現に対応できるパーソナライズになります。

私の場合は、女性、男性、背景、動物でわけてそれぞれ評価するようにしました。

2.3 評価の操作を楽にする方法

キーボードの1,2,3でもそれぞれ操作できますので活用してみてください。
・1:左の画像
・2:右の画像
・3:スキップ


3. パーソナライゼーションを使う3つのメリット

3.1 一貫したスタイルで生成できる

パーソナライゼーションを使う最大のメリットは、自分のスタイルを反映した一貫性のあるアートを生成できることです。AIが学習した設定に基づいて出力されるため、複数の作品を作る際も、統一感のあるデザインが維持されます。これにより、連続したプロジェクトやシリーズ物のイラストにも最適です。

3.2 効率的に高品質なアートを作れる

時間をかけずに、クオリティの高い作品を生成できるのも魅力です。
画風やイラストのデフォルメ度合い、表現の仕方が好みになるのでこれまで「anime-style」「cute-style」といったプロンプト使っていたものを使わなくても好みの表現を生成してくれます。

3.3 修正作業が減り、快適な制作体験

パーソナライゼーションにより、AIが事前にユーザーの好みを学習しているため、出力されたアートは細かな修正や生成回数が格段に減ります。これにより、生成のストレスが減り、よりスムーズに作品を完成させることが可能です。


4. 実際に使ってみた!ビフォーアフターで見る効果

4.1 パーソナライゼーションの成果

実際にパーソナライゼーションを使うと、どのような変化が起こるのか。
アートスタイルの統一感が格段に向上し、作品全体にプロフェッショナルな印象が生まれます

パーソナライズ無し
目や背景、影の塗方などところどころで統一感にずれがあります。
パーソナライズ有り
顔のバランスや描写に統一感があります
パーソナライズ有り
複雑な構図であっても頭身やデフォルメ度合いにブレは見受けられません。

どのプロンプトでいれてもパーソナライズ有のキャラクターデザインはほぼ同じになります。

4.2 設定前と設定後の比較

設定前
設定後

パーソナライゼーションを使用する前と後では、色調やキャラクターのディティールに大きな違いが現れます。特にキャラクターの表情や衣装の細部など、カスタマイズによってより自分好みのディテールが反映される点が際立ちます。

4.3 設定を活用するポイント

パーソナライゼーションを最大限に活用するためには、キャラの画風に関するプロンプトを省き、シーンやポーズなどのプロンプトを書き込むことです。
これによりこれまで中々できなかった複雑なポーズや構図を生成しやすくなります。


5. パーソナライゼーションの限界と今後の可能性

5.1 機能の限界

現在のパーソナライゼーションには、複数の学習を持つことはできません。
その為自分が学習育成できるパーソナライゼーションは1種になります。
リアル系の絵柄を学習させた後、かわいいアニメ系を学習させて使い分けるということはできません。

5.2 今後のアップデートに期待

しかし、niji journeyは継続的にアップデートが行われており、今後の改善が期待されます。ユーザーのフィードバックに基づいて、新しい機能やオプションが追加され、さらに自由度の高いカスタマイズが可能になると予想されます。

5.3 AI技術がもたらす可能性

AI技術の進化に伴い、niji journeyもさらに成長する余地があります。将来的には、ユーザーの個性をより強く反映したAIアートが可能になるでしょう。


6. まとめ:パーソナライゼーションを活用して自分だけのAIアートを作ろう

6.1 簡単に使えるパーソナライゼーション

初心者でも手軽に使えるパーソナライゼーション機能は、AIイラスト生成者にとって大きな助けとなります。数ステップで簡単に自分の好みの作品を生成できるので、試してみる価値があります。

6.2 自分のスタイルに合ったアート作り

niji journeyを使えば、手軽に自分のスタイルを反映したアートを作成できます。パーソナライゼーションを活用することで、プロジェクトや作品シリーズに統一感を持たせ、生成AIのイラストに個性を与えることができ「よくある生成イラスト」からの脱却を手助けしてくれることでしょう。

6.3 次のステップでniji journeyをさらに楽しむ

パーソナライゼーションを設定して慣れてきたらさらに複雑な構図やシーン設定のイラスト生成に挑戦してみましょう。niji journeyの可能性は無限大です。あなたもぜひ、次のステップに進んで、自分だけのオリジナルアートを楽しんでください!

もしパーソナライゼーションのことで疑問におもっていることやわからないことがあれば気軽にコメントで聞いてください!

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