「Moving Inn Tokachi 北の森」 by itomagazine
キャンプでもリゾートでもない “新しい旅のカタチ” を提案する、北海道・十勝の宿泊施設「Moving Inn Tokachi 北の森」。2万坪の原生林内にたった4区画の宿泊施設を設置。トレーラーハウスとキャンピングカーの2つのステイで自然と共生する“贅沢な旅”が叶う宿泊施設をご紹介します。
北海道・十勝の大自然を満喫できる贅沢なつくり
「Moving Inn Tokachi 北の森」は北海道・十勝にあります。帯広空港より車で50分、千歳空港より車で約3時間30分と手つかずの自然が残り、日本屈指の食材を生むこの場所は、旅の醍醐味が凝縮された土地です。そんな雄大な大自然に恵まれた2万坪の土地にたったの4区画の宿泊施設しかないとは、なんという贅沢なつくりでしょう。森の奥深くにあり、絶景を独り占めできます。
おしゃれなトレーラーハウスに滞在
4区画ということは4室と同じような意味となりますが、宿泊スタイルは敷地にすでに設置されているトレーラーハウスに泊まるGRAND SUITEかお持ちのキャンピングカーかレンタルキャンピングカーに宿泊するNATURE SUITEの2つのタイプから選べます。
GRAND SUITEは「NAGAME」と「AWASE」の2種類があり「NAGAME」は写真の通りおしゃれな和室トレーラーハウスです。こちらは六角屋 三浦史朗氏がデザインを監修。日本古来の座敷文化に見る暮らしの原点に立ち返った内装デザインをコンセプトとし、森の中で畳に横たわるくつろぎの時間を演出します。
トレーラーハウスに畳という異素材が組み合わさり、どこか不思議ですが大きな窓からは大自然が見渡せて落ち着く空間です。リビングやお布団、トイレ、キッチンなどの設備が整っているのもポイント。
屋上には露天風呂もあり、大自然を満喫できます。入浴しながら地上3mの高さの絶景を味わえることから、「NAGAME(眺め)」と名付けられました。各トレーラーに切り取られた窓からは、それぞれヌビナイ川を見下ろすことができ、この露天風呂からもヌビナイ川を見ることができます。
約500坪の敷地内には他にもダイニングトレーラー、露天風呂、水風呂付きサウナトレーラー、眺望デッキが併設しており自由に施設を利用できます。
「AWASE」は限られたスペースを最大限に工夫して、大人4名が快適に寝泊まりできるメイントレーラーを中心にダイニング、サウナ、露天風呂などが大きな野外デッキに全て接続されています。温かみのある洋室のインテリアで使いやすくワイワイと楽しむグループ旅にもぴったりです。
約61㎡もの面積を持つ薪式オーブン付きデッキが客室トレーラーとダイレクトに接続されていて、本格的なグリル料理をすることも可能です。広々としているのでダイニングやサウナ後の外気浴スペースとしても利用できます。
キャンピングカーで過ごす滞在スタイル
キャンピングカーに宿泊するNATURE SUITEはご自身のキャンピングカーやレンタルしたキャンピングカーをサイト内のデッキにコネクトする車中泊のステイです。1つ目は敷地内でも高い位置に設けられ、眼前に広がる急峻な崖とダイナミックな地形が、日高山脈の麓にいることを実感できる「KODACHI」です。
そして、春にはサイトの周りに境界線を描くように小川が流れ、水辺にハンモックや椅子などを広げてくつろいだり、サウナ後に外気浴を楽しめる「HOTORI」があります。キャンプに慣れている方やアウトドアをより楽しみたい方におすすめのスタイルです。
十勝の美味しい素材を使った料理
アウトドアに近い滞在スタイルだと、ご自身で料理をしないといけないイメージを持ちますが「Moving Inn Tokachi 北の森」では特注で制作した囲炉裏の炭火と薪ストーブのかまどやグリルによる調理を基本としたコースを用意しています。北海道は食の都であることは多くの人が周知していますが、十勝の野菜や肉、魚介類を使用した料理はまた格別です。
朝食も洋朝食と和朝食があり、洋朝食では十勝の有機小麦を使い薪窯で焼き上げたパンや地元のベーコン、平飼い卵などが並びます。和朝食では十勝港で水揚げされた炭火焼の魚などが並び、十勝の大自然の恵みを味わうことができます。
キャンプでもリゾートでもない “新しい旅のカタチ”
ご紹介した通り、キャンプやアウトドアの要素とリゾートの要素が上手に組み合わさった新しい滞在スタイルが「Moving Inn Tokachi 北の森」の大きな魅力です。手つかずの自然の中で不自由なく過ごせる極上ステイを味わってみてはいかがでしょうか。
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