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”反復”を低く見積るリスク
こんにちは。
8月最大の学びは「喫煙可&炭火の飲食店は強い換気のせいでクソ暑い」だった糸数です。
#でも美味しかった
#また行こう
本日は「”反復”を低く見積るリスク」について書きます。さっそく。
■量産型人材のコスパ世代
社会には「早く成果を出した奴が偉い」みたいな風潮が蔓延していて、効率よく、より大きな結果が求められます。
新卒の成長を5年も待ってあげる義理なんて会社にはありません。
労働基準法は「労働者のポジション」を守ろうとしますが、そこに「無能でも愛してもらえる保証」は存在していなくって、何の成果を出していなくても守ってくれた親や学校と違うのはココだと思います。
労基によって「お前クビね」と言えなった会社は、使えないやつをあの手この手で隅に追いやります。
そしてけっきょく自分から離職せざるを得なくなった人材を、実質、法は守ってくれません。
ちなみにこの企業バイオリズムに寄生して近年大きく発展したのが転職エージェントで「職を変えた方が幸せに生きれるよ~」という価値観を振りかざし、労働者の”不安”をコントロールして収益を上げています。
#個人的には転職賛成派です
そうして学生のあいだでも「コスパ」とか「タイパ」という言葉が飛び交うようになり「費用/時間対効果の低い奴はダメなんだ」「最小限の期間で成長しない奴はカスだ」という価値感が根付いている感じがします。
でも実際に人材を育成している側からすると少し見方は違います。
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