シェア
そこを誰かは ちいさな宇宙と云った わたしはそこへ落ちて 目が覚めた わたしはひとつの ちいさな意識 わたしはひとつの ちいさな目玉 わたしは わたしが見えないけれど わたしは わたしを自覚している わたしは わたしをしらないのに わたしは 愛 というものをわかっている わたしは わたしの点をさがす それは わたしが降ろされた入口 ねえそうしたら 北極星のようにうごかない点が こちらをみていた 点は標だから 誰もがすぐに見つけられるのだ まあるい夜