親からお金を借りるとめんどくさいトラブルになる?貸し借りは注意して行うべき
親はいちばん身近で頼りになる存在。
それゆえに生活費や進学する学校への入学費、授業料などお金で困ったときも頼りにすることはあるのではないでしょうか。
実際に生活費や住宅ローンや、それから結婚式の費用まで借りた経験がある人が多いことがアンケートで集計されています。
(参考記事:親にお金を借りる方法と理由)
ただし親などの身近な人からお金を借りたことによって、めんどうなトラブルに発展することも珍しくありません。
家族であったとしても、借りたお金を返さない、催促の電話をかけられても無視するなどの行為を続けていると危ないです。
親子関係でも金銭トラブルで弁護士に訴えられ、裁判沙汰になることも珍しくありません。
これは親だけでなく、兄弟や友達などからお金を借りるときにも十分に起こり得ます。
こういったトラブルを防ぐためには、ある程度まとまったお金を借りる際に「借用書」と「返済期限」を設定してから申し込むようにしましょう。
借用書は個人間でお金を借りたり貸したりしたことを、証明するための書類です。
例えば生活費のために20万円ほどのお金を借りる際には必要ないかもしれませんが、家の購入や子供の入学費の用意などで100万円以上の大金を借りるならば、借用書の準備をしておきましょう。
自分で書類を用意するとなると難しいのでは…と思うかもしれませんが、Googleで「借用書 テンプレート」のように検索すると無料で使えるテンプレートがたくさん見つかります。
親などの個人間でお金を貸し借りするときにトラブルに発展する例として「言った言わない論争」があります。
「○月までに返すと言ったのにいつまで経っても返済されない」
「そんなことを言った記憶はない!そもそも返す必要はないと思っていた」
このような例です。口頭だけでやりとりしてお金を借りると、どうしてもこのようなケースに発生するリスクがあります。
周りからお金を借りるのは、金利がかからないなどのメリットが多いので頼りにする人も多いと思います。
そのときには自分のためにも、お金を借りる人との関係を壊さないようにも、しっかりと借用書などの証明や返済決めてトラブルに発展しないようにしましょう。
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