Geminiと共同でコペルニクスデータスペースエコシステム(Copernicus Data Space Ecosystem)から衛生画像をダウンロードするプログラムを作成した件
1.きかっけ
営農管理システムで衛生画像を使っていた。詳しくは以下にあるのだが
最終はこんな感じで、スマホをもって歩くと、最新の衛星画像にルートを記入するアプリを作った。
GoogleMapでも同様の事ができるようだが、最新の衛星画像ではないので、田んぼの状況を見るには適していない。そこで、EO Browserという無料の衛星画像ダウンロードサイトから直近の画像をダウンロードしてシステムに自動反映させるプログラムを以前、作った。
検索画面で住所を入力して雲のカバー率を入力するとダウンロードリンクがでるのでクリック、という作業をRPA(以下のSelenium)で行わせていたのだが、サイトの仕様が変わってダウンロードできなくなってしまった。
APIがあるようなのだが、よくわからないので諦めていたが、Geminiに聞くと色々と教えてくれたので、最終、画像をダウンロードするプログラムを作成することができた!!
2.どうやるか
APIについて尋ねると以下のサイトを紹介してくれた。
ただ、このサイトはしばらくすると閉鎖するという事で、以下のサイトがその後継ということ
こちらのAPIを使って衛星画像データをダウンロードすることにした。以下の条件を指定して、自動的に指定のフォルダにダウンロードしてくれるプログラムを作る事にした。
・指定した緯度経度の指定km範囲
・指定した雲カバー率以下
・Sentinel2という種類の衛星の観測データを使う
・1か月前から計測されたデータの最新値
ちなみに、以前色々調べた結果、カラーで地図情報をもっているデータを取得するにはSentinel2がいいという事は調べていた。こちらで取得できたデータは単なる画像ではなく、座標位置も持っているファイルで、QGISというソフトを使うと、国交省の地図データと農林水産省の農地ポリゴンデータと重ね合わせることができる!!
以下、実際に画像をダウンロードしてQGISというソフトで表示する方法を説明してます。最終的に出来上がったpythonで作ったダウンロードプログラムも載せているので興味あればぜひ!!
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