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はじめてのハゼ釣り

1. ハゼとは?

ハゼは、日本全国で広く分布している小型の魚で、河口や海岸の浅瀬に生息しています。種類は非常に多く、代表的なものにはマハゼ、シマハゼなどがあります。一般的に20cm程度の大きさに成長し、特に秋から冬にかけてが最も釣りやすい季節とされています。

ハゼは底生魚であり、泥や砂の中に潜んでいることが多いです。したがって、底を意識した釣り方が基本となります。食性は雑食で、主に小さな甲殻類やゴカイ、ミミズなどを捕食しています。このため、エサの選択が釣果に大きく影響します。

2. 高級食材としての再評価

ハゼはもともと庶民的な魚として親しまれてきましたが、昨今の食文化の多様化とともに、高級食材としての再評価が進んでいます。ミシュランガイドに掲載されるような高級和食店や天ぷら専門店で、ハゼがメニューに取り上げられることが増え、その影響で価格も上昇しています。

これらの要因が重なり、ハゼは「高級魚」としての存在感を強めつつあります。一般的な魚として親しまれていたハゼが、今では高級レストランや専門店で提供される価値のある食材として再評価されている

3. 必要な道具

ハゼ釣りを始めるにあたり、以下の道具が必要です。

3.1 釣り竿とリール

初心者には、長さが2~3メートル程度の軽量な竿が適しています。リールはスピニングリールが一般的で、操作が簡単で初心者でも扱いやすいです。また、釣り竿とリールのセット販売もあるため、これを利用すると手軽に始められます。ダイソーの回し者じゃないですが、100均で買ってっください。100円じゃないですが、一番安いです。

3.2 仕掛け

仕掛けは、ハリス(針の先に結ぶ糸)と針、オモリから成り立っています。針のサイズは、ハゼの大きさに応じて5号から7号程度が適切です。
100均でちょい投げ仕掛けを買ってください。

3.3 エサ

ハゼ釣りに使われる代表的なエサは、アオイソメやゴカイなどの虫エサです。これらのエサは、ハゼの好む食べ物であり、特に効果的です。また、最近では人工エサも普及しており、これを利用することでエサ付けの手間を省くことができます。
ホーマックの釣りコーナーでパワーイソメ買ってください。300円くらい。

3.4 その他の道具

釣りを快適に楽しむためには、以下の道具も揃えておくと便利です。

  • バケツ: 釣ったハゼを入れておくための容器。水を入れておくと、ハゼが生きたまま持ち帰れます。

  • 釣り用の服装: 日焼けや虫刺されを防ぐため、長袖・長ズボンが望ましいです。また、ライフジャケットを着用することで、安全性も確保できます。

4. ハゼ釣りの基本

ハゼ釣りは、他の釣りと比較してもシンプルで、初心者でも短時間でコツを掴むことができます。以下に、ハゼ釣りの基本的な手順を説明します。

4.1 場所の選び方

ハゼは、河口や港、海岸の浅瀬に多く生息しています。特に、砂や泥の底質がある場所が好まれます。また、潮の満ち引きが釣果に影響するため、満潮前後の時間帯が狙い目となります。
汽水域が良いでしょう。
※汽水域(きすいいき)とは、淡水と海水が混じり合う地域のことを指します。具体的には、河口部や内湾など、川の淡水と海の海水が混じり合う場所が該当します。この地域では、淡水と海水が混ざることで塩分濃度が中間的な状態になり、独特の生態系が形成されます。

4.2 仕掛けのセッティング

釣り場が決まったら、次に仕掛けをセットします。ミャク釣りの場合、まず釣り竿にリールを取り付け、ライン(釣り糸)を通します。その後、仕掛けをラインに結び、オモリと針を取り付けます。最後に、エサを針に付けて準備完了です。エサは小さく切って針に刺すと、より効率的にハゼを釣ることができます。

4.3 釣り方の基本

ハゼ釣りの基本は、仕掛けを底に沈め、軽く誘いをかけながらアタリを待つことです。竿を上下にゆっくりと動かし、ハゼがエサに食いつくのを待ちます。アタリがあったら、素早く竿を立てて合わせを行い、ハゼを釣り上げます。ハゼは比較的小さな魚ですが、アタリが来たときの引きは意外と強く、釣りの醍醐味を味わうことができます。

5. ハゼ釣りの季節とタイミング

ハゼ釣りは一年を通して楽しめますが、特におすすめの季節は秋から冬にかけてです。この時期はハゼの活性が高く、釣りやすい季節となります。また、気温が下がると共にハゼの体色が鮮やかになり、釣り上げたときの美しさも楽しめます。

タイミングとしては、潮の満ち引きが重要です。満潮前後の時間帯が最もハゼが活発になるため、この時間を狙って釣りに出かけるとよいでしょう。また、朝夕の涼しい時間帯も釣果が期待できます。

6. 釣ったハゼの活用方法

ハゼはそのまま塩焼きにしたり、天ぷらや唐揚げにして楽しむことができます。特に天ぷらは、外はカリッと中はふわふわに仕上がり、非常に美味しいです。

ハゼは小型魚であるため、調理の際は鱗を取る作業が少なく、下処理も比較的簡単です。内臓を取り除いた後、適当な大きさに切り分けて料理を楽しんでください。

7. 注意点とマナー

ハゼ釣りを楽しむ際には、自然環境への配慮が大切です。釣り場にゴミを捨てず、持ち帰ることが基本です。また、ハゼがたくさん釣れた場合でも、必要以上に持ち帰らず、自然の資源を大切にすることを心がけましょう。

さらに、他の釣り人や周囲の人々に迷惑をかけないよう、マナーを守って釣りを楽しんでください。特に、人気の釣り場では他の釣り人と場所を譲り合い、お互いに気持ちよく釣りを楽しめるよう心掛けることが重要です。

8. おわりに

ハゼ釣りは、初心者でも手軽に楽しめる釣りの一つであり、自然の中でリラックスしながら魚釣りの醍醐味を味わうことができます。また、釣ったハゼを自宅で料理して楽しむこともでき、釣りの楽しみがさらに広がります。

夏休みにぴったりなファミリーフィッシングの対象魚かと思い紹介させて頂きました。釣り道具は100均で揃う!楽しい!簡単!天ぷら美味しい!
こんなに良い釣りは無いでしょう!
是非、トライしてみてください!

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