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忙しいママ必見!ベビーと美容室に行くなら【子育て世代とヘアケア②】

操作イトウです。

①では、忙しいママに提案する一番簡単なヘアアレンジ法のお話をしました。
今回は、【子育て世代とヘアケア②】美容室に行くなら編です。


■忙しいママが美容室に行くためには…

忙しいママは、美容室に行く頻度が遅くなってしまうものです。それ自体は仕方がないことですが、「子育て期間には全く美容室に行かない」というわけにもいきません。

美容室は、2時間ほど時間を作ればカットとカラーができます。幼稚園・保育園に預けている時間帯や、パパや近しい方に協力してもらえればベストですが、そうも行かない場面もあるかと思います。

現場の感覚では、お子さんが2〜3歳になると、一緒に美容室にご来店される方も増えてきます。しかしお子さんがいい子にしているかは、その時のご機嫌次第なところもあります。

そのため、親御さんの考え方によって「やっぱり一緒に美容室は迷惑かも」「こどもを連れて行くのには抵抗がある」という方も多い。
では、どうすればいいの?

▼まずは行き慣れた美容室を選ぶ方がベター

美容室側からすると、小さいお子さんをウェルカムで受け入れることが多いです。住宅街にある美容室であれば、ママ世代がボリューム層であることも多く、事情をよく理解してもらえます。

美容室のキャパによって、個室を利用できるお店もあれば、敷地が広く他のお客様と距離を取れるお店もあります。とはいえ、美容師さんの赤ちゃんへの対応力も、その美容室によりけりです。

なので美容室は、まずは行き慣れたところを選ぶ方がベターです。前もって美容師さんに、そのお店での「ママの事例」を聞いておくのがいいかもしれません。イレギュラーも予測しやすくなり、事前に準備することができることもあります。

▼初めての美容室は、よく確認してから

ですが新米ママの場合、今まで「職場の近くを利用していた」「繁華街の人気店を訪ねていた」方も多いはず。そんな、住まいから遠い繁華街の美容室を利用していた方にとっては、「その地域に子どもを連れて行くだけで大変」ということにもなりやすいです。

それ故、住まいから近いエリアの美容室を探すことになりますが、初めての美容室の場合、WEB上に紹介されている「写真や文言」と差異があることもあります。

クーポンサイトなどでは、美容室をより良く見せようとして実際より“盛った”写真や文面になりがちです。なので、「写真では広そうに見えたけど…」ということも起きやすい。

また、その美容室が「一人のお客様に時間をかけて、ゆったりしている」スタイルなのか、「お客様をたくさん呼んで、活気のある」スタイルなのかが、WEB上では読み取れない可能性もあります。
後者の場合、忙しく働く美容師さんに頼ることができず、お子さん連れで行くことに抵抗を感じてしまうかもしれません。

▼ベビーと行く場合に欲しいのは「ベビールーム」。しかし…

ママの事情によっては、まだ小さなベビーと一緒に美容室を訪れることもあるかもしれません。

その際には、「ベビーと一緒に行けるか」「ベビーカーは置けるか」「エレベーターはあるか」「オムツを変えたりミルクをあげるスペースが近隣にあるか」などを確認することをオススメします。

特に繁華街の美容室は、テナント自体が狭いことが多いので、それだけのスペースを確保できないこともままあります。特に「ベビールーム」のような設備は、複合施設などの店舗でなければまず無いので注意しましょう。

▼小さいお子さんと行く場合は、「ご機嫌になるアイテム」が必須

慣れないスペースでお子さんがいい子で待ってくれるかどうかは、その時次第。好きなタブレットやゲーム、お菓子などを駆使して、ご機嫌になれるアイテムは沢山用意したほうがよいです。

それでも美容室での時間は、お子さんにとっては快適な空間とはいえません。スマホで動画をたくさん見せてあげることもできる現代ですが、ずっと集中して見てくれるとは限りません。
“できること”が制限されていて、ずっと座っていると飽きてしまったり、「つまらない」「早く帰りたい!」となってしまいやすいです。

■まさかそんなことが!?キッズのよくある事例

子連れの親御さんにとって、「ギャン泣きした時に、他のお客様に迷惑じゃないか」は、出先のどんなお店に行っても気になるところ。

そこで、ここでは「美容師がよく出くわすお子さんの事例」をご紹介します。

近年は、子育て経験のあるパパママ美容師さんも多く、お子さん対応に慣れている方も増えています。
特に「ママさん美容師」は、以前は働き方の制限が強く一部の人しか復帰することができなかったのですが、働き方の多様化によって増え続けています。

ママさん美容師の話はこちら↓

▼親御さんは着席すると、身動きが取れない

お子さんと一緒にご来店される親御さんには、注意する点があります。それは、「鏡の席(セット面)に座っていて、身動きが取れない」という状況になりやすいことです。
お子さんの行動に対して身動きが取れないと、声を上げて注意するだけでは聞いてくれないことが多いです。

もちろん美容師は、お子さんのご機嫌次第で作業を一時中断する事もあります。
ですが、例えば薬剤によっては時間制限があります。お子さんがギャン泣きしてしまっていても、美容師側の判断次第では直ぐには手を止められないこともあります。

▼施術時間の長いメニューは、要相談

美容室で過ごす時間はただ座って待っているだけではなく、身動きが取れません。ですので、「ストレートパーマ」や「ブリーチを要するヘアカラー」などの施術時間の長いメニューは、要相談しましょう。

例えばその日のメニューを限定したり、メニューを分けて別日にご来店するなど、美容師さんと相談しながらお子さんに無理のない範囲で行いましょう。

▼お子さんが走り回ったりすると、危険

遊びたい盛りのお子さんの場合、所構わず走り回ったりするととても危険です。作業している美容師さんはハサミを持っていますし、なにより美容室という施設全体が「子供仕様」にはなっていません。転んで怪我をしてしまう事もありえます。

また、お店の物やインテリア雑貨などに興味を持って、オモチャにしてしまうこともあります。

美容師だって、こんな顔は見たくない

特に、「カット椅子」は要注意。キャスターが付いて滑りの良いカット椅子は、お子さんがよく興味を示します。

この椅子は3〜5歳くらいのお子さんにとっては、丁度よじ登って座れるぐらいの高さです。ですが、美容師が簡易的に座れるように作られているので、キャスターにはストッパーが付いている訳ではありません。
お子さんがよじ登ろうとすると、滑って転倒する恐れがあるのです。

▼シャンプー中に「ママがいない!」

まだ小さなお子さんの場合、シャンプー台に移動したタイミングに、ママが居なくなったと勘違いして泣いてしまうことも多いです。
お子さんからすると、いつの間にか席にはママが居なくて、フェイスガーゼをして顔が隠れているから、「どこにいったの!?」となってしまいやすいのです。

また、事前に「ここで待っててね」と一声かけていても、寂しくなってしまう子もいます。その場合は、小さい子であれば抱っこしながらシャンプーする事も可能です。

▼隣の席はイヤ!?ママと一緒にいたい

美容室のセット面は、美容師が左右に動きながら施術するスペースが必要なので、席との間が広く取られています。スペースの都合上、ママの座るセット面の隣の席に横並びに座る事が多くなるのですが、これを嫌がることがよくあります。

どうやら席と席の間が遠く感じてしまうようで、「そっちに行きたい」「一緒に座りたい!」となるのです。
ほとんどの子は時間と共に慣れるので問題ないのですが、お子さんによっては席に寄り添って立っていることもあります。その場合、道具や薬剤を置くワゴンも必ず近くに用意されているので、注意が必要になります。

■お子さんはキレイなママが大好き

「少しでもママと一緒にいたい!」そんなお子さんは、ママが大好き。
美容師としては、そのやりとりもとても微笑ましいものです。
多くのママに「一緒に美容室は迷惑かも」とお気遣いを頂いていてありがたい事ですが、あまり気負わずにご来店いただければ幸いです。


ではまた。

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